令和元年第2回定例会において、その小田急多摩線延伸について進捗状況を尋ねた時には、相模原市と結んだ覚書の通り、2027年までに小田急多摩線延伸（上溝、相模原、小山田の新駅整備を前提に）の実現に目指した取り組みを進めるという方針変更は無いという、鉄道建設と言う大掛かりな工事が一気にできるわけがない、非現実的な趣旨の答弁をしていました。
今期の関係予算に関する本会議質疑では、相模原市、町田市、小田急の関係者会議の調査のまとめに「開業想定年次が令和15年（2033年）」と書かれていると重ねて尋ねると、以前の「覚書」の発想は修正され、2027年度まで、延伸区間の採算性などを検討するという方針に切り替わっていることが判明しました。それも、当初の説明では相模原市が一方駅に決めたかのような表現でしたが、上記の関係者会議において、町田市を含めた全部の当事者がその新規方針を容認したものであることが判明しました。なぜ、事態を正しく説明しないのか、相模原市との信頼性構築の面でも疑問が起きる内容でした。
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