TOTO本社のミュージアムを訪ねました。この報告はその第2回です。そのTOTOの源は、日本の産物を海外に輸出した森村組(現在の森村商事㈱と言います。森村組は、明治期に貿易業を起こし、海外で人気の白色硬質磁器の国産化を果たし、日本陶器を立ち上げています。それが現在のノリタケカンパ二―です。そこから衛生陶器部門を分離し、東洋陶器(現TOTO)が生まれ、その後、碍子(絶縁器具)部門を分離し、日本碍子(現日本ガイシ)が生まれ、さらに、そこから点火プラグ部門が分離し、日本特殊陶業(NGK)がそれぞれ各分野のトップ企業として事業活動を行っています。
日本の陶磁器産業を代表する企業集団の森村グループですが、創業時からの方針が「一業一社」で、新たに新企業を立ち上げ、その専門分野事業に集中し、それぞれに繁栄を遂げてきています。しかし、エンジンで動く自動車業界に一大異変が生じ、電気自動車時代が到来しつつあり、点火プラグが不要な状況が生まれています。そうした中で、森村グループ各社が共同し、燃料電池(SOFC)を集中開発する話が印象的でした。なお、「森村学園」(最寄り駅:田園都市線つくし野駅)はそのグループの一員です。
私は森村学園がなじみであり、それが森村グループの一員であること、ノリタケカンパ二―やTOTOと縁があることを若干、承知していました。ただし、その全容は、今回TOTO本社ミュージアムを北九州市小倉北区に訪ねたことで知ったものです。
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