4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

ビジュアルサイト

アゾフスタル製鉄所の籠城部隊の消滅、解体状況にうかがえる2022.5.18

世界
町田駅にて

 ウクライナ東部マウリポリ市のアゾフスタル製鉄所でロシアに抗戦した籠城部隊に、ウクライナは「退避」の方針を出しているが、ウクライナのゼレンスキー大統領は、「ロシアに屈しないウクライナの「象徴」となった軍兵士らの生還を優先した」(読売記事)と説明されているが、時間設定に矛盾がある。

 この間には先行して、かねてよりロシア軍はアゾフスタル製鉄所の抗戦籠城部隊に何度も投降を求めていた。現実には、その抗戦籠城部隊側に、投降者が続出し、アゾフスタル製鉄所の抗戦籠城部隊の消滅、解体の状況にうかがえる状況下に陥り出している、ゼレンスキー大統領による退避方針となったのであろう。2022.5.18

 その過程で、投降した兵士はロシアの手によって、ロシア支配下の病院、あるいは審査所に向かうことになっている。それに対して、ウクライナは捕虜の交換方式をロシアに公開提案している状況になっている。捕虜交換をロシア側がどこまで承諾したかは、ウクライナ側の大統領が発表したものまであるが、不明である。プーチン大統領自身の言葉はどこにあるか、ロシア国防省の説明はあるのかも資料で確認できていません。単に、ゼレンスキー大統領の願望に過ぎない可能性もある。

  別のニュース(読売ネット配信:ウクライナの兵士らは当初、身の安全を確実にするため、第三国への移送を求めていた。)では、これらの投降者が第3国に出国したがっていたという記事であるが、それは当該部隊にも兵士にも抗戦命令が取り消しを受けない状態では、戦線逃亡の恐れを危惧したためであろう。ロシアに徹底抗戦するのが、アゾフスタル製鉄所に立て籠もった籠城軍に期待する役割であったし、司令官(副司令官)らは最後まで戦うことを表明する映像も流れていた。

 上記の事情を踏まえると、ゼレンスキー大統領やウクライナ参謀本部の状況判断の遅れがあったと考えざるを得ない。内務省系の武装組織「アゾフ大隊」のトップの方針と現場の兵士、各級指揮者の状況把握が乖離をしていたと理解するしかない。ロシア軍による投降呼びかけが何回も行われたが、今回より以前の段階で抗戦部隊に任務完了を指示し、ロシアの要求に合わせるべきであっただろう。

 以下、私に問い合わせがあったことに回答した文です。

 果敢に戦った個別兵士が自ら投降する前に、ゼレンスキー大統領やウクライナ軍参参謀本部が、(1)現地部隊を救出する作戦を実行するか、(2)現地部隊に対して降伏の命令を下す一方で、ロシアに対して現地部隊の降伏と、ウクライナがとらえたロシア人捕虜の交換を提案するべきでした。

 (1)は、日本軍がキスカ島で実行したことです。それを実現も試みもしないとしないのであれば、(2)の方法を採用するべきでした。それをやらなかったために、日本軍のアッツ島守備隊のように玉砕路線になったと思います。果たして、この守備隊が「軍神」になる決意をどこまで持ちうるか、その推し量りをゼレンスキー大統領やウクライナ軍参参謀本部が欠いていました。

 アゾフスタル製鉄所の守備隊がロシア軍をマリウポリ方面に引き付け、ウクライナ軍の東方方面奪回作戦を側面支援をすると崇高な目的を持つやり方ですが、時間が立ち過ぎました。ロシアがアゾフスタル製鉄所を短期制圧方針を取るという見立てをしたのだと思います。逆に、ロシアはまず民間人をアゾフスタル製鉄所から退避させて、ウクライナに引き渡すという作戦を採用しました。国連事務局長の仲介を従うという外交戦略を取り、実行して、事態が変化しました。ロシアが国連に対しては、政治優先にするのではないかと言う判断をウクライナが出来なかったことが間違いでした。

 これは日本を含めた、欧米側が国連事務局長の仲介を冷ややかに評価していたために、欧米判断に頼り過ぎたウクライナ側の見立てが誤ったものです。 この時点で、アゾフスタル製鉄所の守備隊を撤退させる方針を取り、それを守備隊に命令し、他方で、この場所ではロシアと取引をするべきでした。 それを渋ったために、ロシア軍による投降勧告で、守備隊の一角が崩れ、その後の順次投降が進んでいる。ウクライナが今からロシアに取り入っても、ロシアが今がチャンスとアゾフ大隊解体のキャンペーンをはりだしていると思います。
 #アゾフスタル製鉄所,#ロシア軍による投降勧告,#ウクライナ,#アゾフ大隊解体,#国連事務局長の仲介,#守備隊を撤退,#ゼレンスキー大統領,#ウクライナ軍参参謀本部,#吉田つとむ,#キスカ島,
 吉田つとむHP         町田市議会議員 吉田つとむのブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました