ウクライナ戦争:白軍×赤軍×黒軍の展望2022.5.23を書きました。
マウリポリ市のアゾフスタリ製鉄所がロシア軍の手に落ちました。昔風に言えば、白軍が赤軍に陥落させられました。この地域の勢力関係が赤優位に進むということでしょう。さらに、このアゾフスタリ製鉄所に籠城していたアゾフ連隊が全員(司令官は、そこには戦闘中からいなかったかも)がロシアに連行され、これから厳しい経歴審査が行われるのでしょう。その意味では、ロシアが主張してきたネオナチというアゾフ連隊を部隊ごと捕捉し、連れ去りましたので、旧白軍に連なる軍隊は消滅したと言えましょう。
戦況では、首都キーウを含む北部方面からはロシア軍をせん滅し、退却させ、東部も占領していたロシア軍を国境の外まで追い返したという状況認識で共通しているようです。惜しむらくは、二度と国境を越えさせない教訓のために、ウクライナ軍がロシア領内に若干進駐した方が後々の交渉に利したものでないかと思います。
ウクライナの東南部は、まさに激戦地になっているようです。兵力を集中したロシア軍がいわゆるドンバス地方は今後、地保を固める様相そうですが、それを阻むためにも、東部方面でのロシア領土内への一部進駐を図っておくべきでした。
さて、ウクライナと言えば、マフノ運動と言われる、農民軍=黒軍が歴史的に名高いと思います。昔の時代に白軍を打倒するも、後で、赤軍に排除、追いつめたアナーキストのマフノが指導した黒軍=マフノ運動が象徴的ですが、今回のウクライナとロシアの戦いで、これから浮上してもらいたいと願っています。
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