今年参議院選挙が予定されていることから、各地で街頭演説に励む光景を目にします。その中に聞いたことが政党名の宣伝カーを見かけました。ライオンらしきマーク（リーフを見るとその通りでした）が書かれ、参議院選比例区に挑戦らしい「天命党」の方から声をかけられることがありました。2022.6.7
町田市内のことですので、東京選挙区に立候補予定と瞬間的に思いましたが、全国対象の比例区に立候補予定のものというものでした。私のことも聞かれましたので、町田市議会議員ということを話しました。「地味でしょう」と話しました。実際にそう思われたようですが、市議会議員というものは代議士とは違うので、一目で政治家とは感じさせないタイプもいるんですと説明しました。
この参議院比例区の選挙というものよく知っており、この制度が導入され最初の選挙に、名簿登載者となり、全国を候補者が交代して宣伝カーでめぐりました。もう、４０年ほど前（昭和５８年、１９８３年）のことでした。話しかけてきた人は５０歳ほどでしたが、車の乗員は２０歳代くらいで、そうした人は全く知らない時代のことでした。
さて、その天命党のリーフを見ると、その名称から、宗教系、あるいは、右派を連想しました。中を見てみると、政策などが書いてあり、食料自給、教育の完全無償化、美しい日本、健康で長生きの医療（東洋医学の水晶と薬の多様の批判）、沖縄・北海道の地域力の強化、環境破壊の批判、特別会計の公開、健康・食品安全、日米安保・日米地位協定の見直しなどが挙げられていました。
総じて、右派というより、特徴的な主張が民族派系という印象でした。さて、この人たちの主張はどのように受け止められるでしょう。なお、ネットで検索すると、この党首の方は、新型コロナワクチン反対運動、行動で有名な方（の一人？）であることが記してありましたが、リーフにはその記載がなく、種苗法、土地利用法、水道法、除草剤、遺伝子組み換え、ゲノム編集食品の法改正、制定に強く反対する面、および、日米安保条約・日米地位協定の抜本的見直しを唱えている点で、私がこの政党は、右翼より、一水会に近い、「民族派政党」と判定するのは適当だろうと思う次第でした。
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