ウクライナ軍のセベロドネツクからの撤退が明らかになる中、ゼレンスキー大統領は「セベロドネツクを含め、ドネツク、ルハンスクすべてを取り戻す」とげきを発している。
私は、ウクライナ軍がセベロドネツクの化学工場から撤退する際、外国人義勇軍を含めて、全員が捕捉されると予測していたが、対岸のリシチャンスクの高地に退避して立て直し、ロシア軍に対抗するとされている。参考ブログ:ウクライナのセベロドネツクの化学工場撤退方針は遅すぎた=逃げ道は無い2022.6.24
<追記>ウクライナ軍がセベロドネツクの化学工場から撤退する際、当初の避難住民は分離されたように考えられるのが、ウクライナ、ロシア軍の双方に民間人への惨殺行為が発生しなかったことが数少ない評価点。これで、一般の民間人を巻き込まずに、軍隊同士で戦闘が行える。本来は、国連に関与してもらい、民間人の希望地への転出、慰留を図るべきでした。
昨日(26日)重厚な部隊でセベロドネツクの化学工場を包囲していたが、そこから防御のウクライナ軍が対岸のリシチャンスクに移動、撤退できたか不明。
攻撃のロシア軍が甘いのか、それとも退避住民と分離させて、移動した義勇軍を含めたウクライナ軍をせん滅、解体、捕捉させようとするのか、不明。次の戦闘状況が気になる。
と書いている。
以下は、昨日(26日)から本日に至るツィッターの書き込み。意見への回答も含んでいる。
これだけ防衛線を後退し、それも防衛が危ぶまれている時点でむなしい言葉に伝わる。次の後退があればなんと説明するのか→そもそも、陥落したセベロドネツクやリシチャンシクは防御可能な戦域であったかが疑問。米欧の大型兵器の供給を求めるアッピールではなかったかという疑念を持つ。
元来、ウクライナでパルティザンと言えば、マフノ運動の黒軍(アナーキスト)に起因するというものです。白軍(現在のアゾフ大隊の想起させる)とアナーキスト軍(黒軍)が戦い、それを解放したところにロシア=当時のソ連の赤軍がそのアナーキスト軍を制圧して、ウクライナがソ連化された経緯があります。
今回の電撃的ロシア侵攻の戦車部隊をキーウなどの都市部で大量の強燃性火炎瓶で妨害し、破壊・破綻させた住民パリティザンはその末裔でしょう。その後、米欧の支援を受けた政府軍が盛り返しました。
また、南部ではロシア軍に敗走したウクライナ政府軍に替わって、対応している住民パルティザンこそ、マフノ運動に由来するアナーキストの神髄を発揮する力だと思っています。
ネットの書き込みを見ると、当方が状況の分析を示しているのに、当方のイデオロギーや倫理を問いたがる質問が多々ある。こうした問いを発するくらいなら、人の揚げ足くらい取ってみたらどうだろうと、つい、揚げ足を取られそうな言い方になってしまう。
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吉田つとむHP 町田市議会議員 吉田つとむのブログ
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