読売新記事(【キーウ=安田信介】2022/07/06 13:13配信ー宅配の夕刊にも同記事)は、ウクライナの戦況に関する記事を掲載するが、ロイター記事はドンパスの戦況を掲載している。
記事の後半はロシア独立系メディアの記事で、ロ民間軍事会社が、刑務所で志願兵を集めているというもの。受刑者の家族と話として、その待遇を話しており、生きて帰還することは難しいが、死亡すると、500万ルーブル(約1080万円)6ケ月の任務で生還すると20万ルーブル(43万円と恩赦と記す。有り得る話かもしれないが、戦闘の全容と混同させる記事で、そうした人材だから戦闘能力がないというロシア軍の弱さを表現しようと作為的な記事形態と言えよう。
なぜなら、この報道には、ロシア軍側の記事記載が皆無であり、このところ、もっとも的確な戦況を伝える、親ロシアのルガンスク人民共和国の当事者の見解がまるで見当たらない。
これでは、読売新聞の記載形式、記事内容は、ウクライナ政権の大本営発表に準じたものと言えよう。
読売新聞タイトルは、「ロシアの民間軍事会社、刑務所で「志願兵」勧誘か…ウクライナ東部の完全掌握へ露軍攻勢」としており、これからのウクライナ東部の戦闘に関して、ロシアの民間会社が刑務所からかき集めた人材で、ロシアが行う早めちゃなやり方で、「東部戦線異状あり」となっているかのような記事編成になっている。読売新聞は、自社の願望と状況判断をもう少し厳しく記述するべきだろう。なぜなら、政府の代弁者ではなく、政党や有力政治家の広報紙ではないであろうから。
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