4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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一昨日より、市議会一般質問(5日間)がスタートし、その感想など書きました。2022.9.03

市政の動向と議会発言・態度・視察
参照:さがみはら市議会だより

 今議会は、正副議長を除く議員34名中、32名が質問を通告しました。初日7名(吉田つとむはその2番目)が質問し、昨日は7名が質問するところ、都合で1名が取り下げを6名が質問をしました。規定では、1名で往復1時間として、7名だとマックス7時間かかるところですが、若干、あるいは多少短い質問時間の議員がいることで、もう少し短縮されるケースが多くなっています。今回も、全体で1時間ほど短縮されたものでした。

 *ちなみに、町田市議会の一般質問の時間ルールは、過去に質問40分とし、答弁時間は決まっていませんでした。鼻をくくったような答弁で時間が短い質問もあれば、多弁や答弁に窮することで時間を要する質問があり、その流れが予測しにくい要素が目立っていました。当時、町田市議会には議会のテレビ中継が入っておらず、TV中継の請願が可決されても、なかなか実施できませんでした。私が3期目になり、議運の委員長になり、議会中継をインターネットで実施することを提唱し、当時の長村議長と組み、その任期中に実現する手順を進め、議会運営委員会や議会全体の過半の支持を得て、速攻で推進したところですが、議員の発言時間が読みづらいことから、並行して、一般質問の時間ルールの改善を提案しました。いくつかの疑問は提示されましたが、こちらは比較的にスムーズに全体の理解が得られました。当時と現在の大きな違いは、一般質問の人数が大きく変わってきた点です。今では、毎議会で、ほとんどの議員が質問するように変わって点でした。

 さて、今回の一般質問で気になった質問について述べましょう。1番の加藤 真彦議員の質問で、「工事請負契約にかかわる入札制度について」というものでした。一般に議員は、地元業者がいかに入札に対応し、地元受注が堅実に行われているかを気にするものです。私などは、若干、価格が市内業者が高くても、市内でお金が流通することで総合的に妥当ではないかと理解するものですが、行政はより高度な技術を持ち、より安い価格で受注できる業者を求めるものです。その対立と言えましょう。町田市議会では、契約案件が1票差で市長案が通ったこともありました。その際、私は真っ向から、市長案に反対討論をしたこともあります。これからも、加藤議員には、入札制度に関心を深めてほしいと思っています。

 2番目の吉田つとむの質問は質問ごと個別に記載します。
 7番目の若林章喜議員の一般質問では、答弁の最終局面で、市長が詳しい答弁を行っていました。町田リアサイクルセンターが町田バイオエネルギーセンターに造り変えられたこと、最終処分場の埋め立て地の土地利用に関するものですが、市長に答弁を求めるという問いかけの中で、その中で町田市の方針が示されていました。この質問に限らず、町田市議会では、あらかじめ話の手順が決まっている、答弁内容、言葉がわかっているとみられるものが目立ちます。

 その意味では、殿村健一議員の芹ヶ谷公園パークミュージアムの整備に関する質問が際立っていました。答弁が一貫していない点をうまくついていると思いました。もちろん、こうした場合には、市長は一切答弁に立たず、全て、部長に押し付けているのが特徴でした。はるか昔の議会では、議論が膠着して、審議がストップしてしまい、事態打開をするために、助役(今の副市長)が出てきて答弁を行い、事態を集約するという手法が取られていました。ある意味、議会が中断して、大多数がいない密室で決着を見るという方法でして、今とどちらが良いかはわかりません。

 さて、多くの議員の質問に対して、市長は、「担当者に答えさせます」と言って答弁席を離れたまま、自席を終了まで一度も立たないケースが目立っています。私の目測では、議員に区分けを施し、担当者しか出さない議員、副市長や教育長を出させる議員、選別した上で、自分が好きなテーマでは自分が答弁すると選択しているようです。町田市議会の会議では、それが当たり前のようですが、これは普通ではありません。行政と議会が対等としてお互いに敬意を持っておれば、まず第1回目の質問には、市長が答弁する、あるいは独立性を持っていた教育委員会の答弁では、そのトップが答弁するのが習わしだと理解していますが、町田市議会では、そのふしが見当たらず、私はあきれています。他の議会や国会ではこうしたやり方は珍しいでしょう。市長が務めていた横浜市は調べたことがありません。
 例示として、相模原市議会を調べてみると、議員の一般質問には、全て市長と教育局長が答える形式になっています。実際の議会審議において、恐らく再質問の詳細質問を担当者が答える形式になっているのだと思います。*参照:「さがみはら市議会だより」2022年8月1日発行で、内容は6月定例会の一般質問です。掲載する議員の一般質問に対して、どの政党会派(無所属をふくむ)の議員に対しても、市長か、教育局長が答えています。

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