本日の一般質問は5日目、最終日になります。本日は、公明党会派議員が2名、無所属会派議員が2名、まちだ市民クラブ会派が2名と6人が質問に立ちますが、同じ会派議員2名づつが続いて質問を行いますが、発言順を決める抽選の偶然性で起きたことです。
気になった質問をピックアップし、その内容と関連する事項を記載しました。
山下てつや議員
私が関心を持っているプラスチックごみのリサイクルを質問項目に入れていました。町田市は容器包装プラスチックの資源化を政策課題に入れていますが、町田市のごく一部(南地区)を除いていまだ実施されておらず、市政の怠慢が続く課題です。
但し、山下議員はまた別の観点で質問をされたのでしょう。
行政は今の課題と対策を進めるだけで、市内全域での容器包装プラスチックの資源化施設の建設、運用に関しては答弁が見当たらず不透明でした。
山下議員は、施設があるところは順調に資源化が進んでいる、他はしっかり建設することが必要だと述べていました。
主要には、他の取り組みの具体的推進状況に関する質問でした。
おく栄一議員
町田の縄文資料について質問していました。
この質問に先立ち、所属する公明党では、世界遺産に指定された「北海道・北東北縄文遺跡群」に含まれる函館市の遺跡、遺物を視察したことを紹介した上で、函館市で出土した中空土偶と対比した、町田市で出土した中空土偶(通称:まっくう)を取り上げていました。
私が、同じ世界遺産エリアに含まれる、津軽地方、青森の遺跡、遺物を個人視察した時期にほぼ重なる時期でした。
町田市は、閉館した町田市立博物館が保有する工芸品に注目し、それを大規模に展示公開する施設の建設計画を推進していますが、おく議員は、町田の遺跡、遺物にかかわる扱いを尋ねました。
教育長はそれらが適切に管理、保管していることを答弁しました。
通称:「まっくう」の評価をより高め、町田市出土の縄文資料の意義を評価する視点の取り組みを求めるものでした。特に、それらの縄文文化にかかわる町田の土産品の開発に期待をかけていました。
松岡みゆき議員
都市農業の意義の問題を取り上げていました。
町田市内の農家戸数や耕地面積が減少する中、食料自給率の向上の視点からの質問でした。日本は38%の自給率。他の先進国と比較して極端に低い現状の課題から取り上げていました。
2020年の過去5年間で849戸から約200戸減少。耕地面積や認定農業者数も同様に減っている。
食料自給率を外国と数値で比較し、日本は極端にその自給率が減少していること、また、その数が毎年減少していることを述べ、国産米、麦、大豆を食べる意義を例を使って説明していました。
それらの説明を、自分の農家出身体験をベースに話していました。
吉川農業委員会会長は、地産地消を深める観点から、一般の補助金の意味に留まらず、農家の後継者育成が最も重要だと述べました。
本日は、インターン生が来ており、お昼に答弁者の吉川農業委員会会長とご挨拶する機会がありました。
新井よしなお議員
工芸美術館建設をメインにした、芹ヶ谷公園のパークミュージアム計画について質問しました。一連の機会に質問を展開していますが、今回は対象区域の自然環境に関する質問をしていました。
この計画に際しては、自然環境調査について、東京都との協議を必要としている。町田市が行っているやり方は、制度に従った手続きになっているのかというものです。
協議書類の提出によって、協議の開始になるというものでした。ボーリング調査の実施時期を取り上げていましたが、この間に行ったものは先にはしないやり方に思えました。
東友美議員
今議会の特徴で、町田市が独自のパートナーシップ制度を創出する予定であることで、その内容を問う質問が幾人もの議員から質されました。
それを促進する立場と、むしろ疑問点を上げ、制度の問題点を挙げて、基本的にはその実施に反対の立場と思われる発言も目立ちました。
東議員の場合は、初当選して以来、一貫して、LGBTsの話題を積極的に取り上げてきており、明らかに推進派の立場です。そいした明確なスタンスを持った議員の話を身近に聞くのも、幅広い見解を知ることで意義があると思っています。
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