最近のことで、日本人の若者が海外で就業する話をピックアップした記事が出ていた。日本で稼ぐより、海外に出た方がはるかに実入りが良いという若者の単純な思考でしょう。ただし、若者に実入りが優先の在り方をさせたのは、国家や企業が若者に将来の展望も示さず、必要な時に、出来るだけ低コストで、働いてくれる人材を求めてきたからでしょう。今になっては、若者を引き止めようともしても、無理かも知れません。*これがただの思い過しであれば、日本国家と企業にとって好都合なのでしょう。
しかし、現実的には、移民反対の主張や意見の方が国民世論の過半を占めていると思っています。しかし、それはヨーロッパ諸国の姿を見て、日本の大国主義的過去の栄光話を根拠にしているのではないかという疑念がわいてくるのは、私だけでしょうか。もとより、移民歓迎は大企業などの思考であり、私がそれを推奨するわけではなく、支持するというわけでもないのですが、そもそも、日本は「移民」がやってきたいと思わない国になっていくのではないかと懸念を持っている次第です。
ひと頃、東南アジアなどから、日本人男性と結婚する目的で来日し、日本で家庭を作りながら、母国の親たちなどに送金する人が幾人もいました。全員が幸福になったわけではなく、中には犯罪を犯して得た大金を女性に与えてすべてを失った男性もあり、TVなどで話題になった例もありました。
しかし、これからは逆のことが起きるかも知れません。日本女性が外国の地に招かれ、その国で家庭を持つ、そうした人の動きがごく一般的に見られる時代、時期が来るのではないでしょうか。昨今、話題になったのは、旧統一教会の合同結婚式で、日本のお金持ちが相手の貧乏な人と結ばされる例が示されるのですが、一般的な外国人との結婚を考えると、相手にお金があって、安定した生活が見込まれるのが通常のあり様でしょう。果たして、5年後、10年後の日本の姿、あり様はどのようになっているでしょうか。
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