今期、3つの大学のファッションショーを見学しました。
まず、最初に日本女子大のファッションショーを見学しました。日本女子大は、日本の私立女子大では最も有名な大学の一つであり、かつ、伝統を持つ大学です。家政学部被服学科があり、その有志学生が参加してファッションショーが開催されています。モデルの学内募集もありますが、創作とモデルの双方を行う学生もいます。*たまたま、隣席は出演者のご両親の一人でした。ショーの衣装は創造を目指したものですが、伝統を重視したデザインが目立ちました。清々しさを見せてくれました。大学では繊維素材や織り等まで幅広く研究しているとのことでした。
次いで、文化学園大は文化祭において文化服装学院と一体と見ることができました。昔から、「文化」と称されて、日本のファッション教育の中心にありました。日本の有名デザイナーの多くがこの文化服装学院の出身者です。洋服に限らず、帽子やカバンや靴、アクセサリーなど幅広く創作しています。今年のファッションショーでも多数の作品が発表され、大勢のモデルがステージに登場しました。ステージも特段に装置化したものでした。今年で3回目の見学でした。文化祭の発表は大規模で充実しており、かつ、キャンパスの学生は先端的なファッションで着飾った学生が行きかいます。ファッションショーの登場モデルは、さらに、それを突き抜けた素材とデザインによる装いを見ることができました。モデルも、その動作が洗練されていました。日本ファッション界の華やかさを追求してくれるでしょう。
ショーでは、一般のファッションショーと異なり、衣装の着替えが無く、ワンシーンの登場とフィナーレの構成となっています
昭和女子大は、卒業生が多方面の企業に就職する就職率第1位を連続する大学です。環境デザイン学科の「ファッションデザインマネジメントコース」では、アパレルの企画からデザイン・生産・販売までのファッションビジネスを勉強して言うますが、その学生が製作したファッションのショーがこの文化祭で披露されています。今年で2回目くらいの見学でした。昭和女子では、就職をとりわけ意識した大学授業が行われているのが特徴に見えました。ファッションショーの構成には、ファッションに対する意識が問われ、その服飾哲学を醸していました。
日本女子大は「清」、文化学園大(文化服装学院)は「華」と称せましょう。昭和女子大は「哲」と解しました。
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吉田つとむHP 前町田市議会議員 吉田つとむのブログ
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