町田市議会では、組合議会の運営に関して、年に1度、第4定例会の全員協議会において選出議員が報告することになています。12月1日の全員協議会において、その報告が行われました。今期の吉田つとむは、どの組合議会にも選出されておらず、ただ、報告を聞くのみでした。また、今日の報告では、どれも質疑がありませんでした。説明を聞き、了とされました。
この制度が始まったのは、私が1期生の後半の時期でした。当時、町田市議会において、一部事務組合事業に関する質疑や一般質問が何度か出され、理事者の答弁に戸惑いがあり、その改善方法として、一部事務組合事業を審議する組合議会の選出議員が、町田市議会の全員協議会で自ら説明し、質疑を受ける方法が導入されました。*全員協議会の議事内容は、市議会の議事録には残らない方式になっています。
ちょうど、その報告会が開催され始めた年度から、私は1期生の後半でしたが、東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会議員となりました。町田市議会からの選出は1人でした。現在の名称:東京たま広域資源循環組合議会議員に選出されていました。
ところで、私がその組合議会議員になった当時は、会派間の抗争が激しく、特に、自民党が分裂していたことで、何かにつけ、会議の場であろうが、場外であろうが、ことごとく対立していました。言葉の一つも疑義が出るあり様でした。
私は東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会の報告を選出議員して、議会の報告を行い、質疑を受けました。その質疑の主要なものは、報告者の議案賛否を問うものでした。
その報告会は、個別の議案に関する個人の賛否を答える形式になっていないということで、回答を控える方針を取りました。会議は紛糾しました。議会では議案の可否を問うものは当然ありましたが、個人の賛否は記録されておらず、それを答えるスタイルはなじまないと答弁し、回答を固持した経過があります。
当時から、組合議会では、選出議員が自身で判断して議会の対応を行っていました。つまり、町田市議会の総意は、選出した議員の判断に処するとしているものです。これも、質疑に私が答えなかった理由の一つでした。
その後、毎年行われる一部事務組合議会報告会の報告者に質疑があった例はほとんど見られません。本日の令和4年の報告会でも、質疑は全部の組合議会報告で質疑はゼロでした。
#全員協議会,#一部事務組合議会報告会,#一部事務組合議会選出議員,#東京都三多摩地域廃棄物広域処分組合議会議員,#町田市議会議員,#吉田つとむ,#選出議員,#議案の賛否,#議事録,#1期生の後半,
吉田つとむHP 町田市議会議員 吉田つとむのブログ
コメント