市民病院が新規導入したロボット支援手術システム(一般にダヴィンチと呼ばれる)の見学会(健康福祉常任委員会)が1月18日に開催され、全員が参加(議長も参加、副議長は委員でもある)しました。2023.01.19このロボット支援手術システムは導入費用が約2億円になりますが、医師の負担を減らし、手術の時間も短縮できる特徴があります。まず、医師がこのダヴィンチになれる訓練を行った後、効果が最も期待される前立腺全摘手術に適用されることになっており、順次、手術範囲を拡大することになっています。

ロボット支援手術とは、サージョンコンソール前に座り、医師がその3次元モニターを見ながら、自分の手を操作具として操作すると、遠隔の場所に設置した複数のロボットアームが連動し、患者の体内を手術できる装置です。同製品を扱う「インテュイティブサージカル合同会社」の担当者の方が、参加した全員を対象に体験操作を伴った丁寧に説明していただきました。この日、同社の方の指示で自分でも実際に操作すると、手術のイメージがわいてくる感じがしました。バーチャルに特有なゴーグルをかけることなく、3次元世界が可視化できるのがよく出来ていました。



見学会には、市民病院の金崎院長や医師の先生方が出席し、体験後の質問に応答していただきました。「手術中の患者の出血などを取り除くにはどうしてやるのか」と尋ねると、この手術の際には、担当の医師はサージョンコンソール前に座るが、補助の医師や看護師は患者の周りに配置し、チームとして手術にかかわっているとのことです。町田市にとっては、最新の手術システムが入ってきたわけで、皆さんがこのダヴィンチを使いこなし、病気になった市民の方の健康を守っていただきたいと思っています。
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