昨日は、日大三高吹奏楽部定期演奏会を多摩パルテノンでじっくり鑑賞2023.01.24

　昨日は、ご案内を頂いた、第51回　日本大学第三高等学校吹奏楽部定期演奏会（日大三高吹奏楽部定期演奏会）を多摩パルテノンでじっくり鑑賞しました2023.01.24
　会場の多摩パルテノンは改修があったのでしょうか、内部がずいぶんさわやかに感じました。今までに傷かなかったのですが、フロアーに自動演奏機（アメリカで使われていた、古いコイン式の自動演奏機で、ミュージックボックスの原型と言うものでした。レコード盤を指定してボタンを押せば、レコード盤を自動で選択して楽曲が聴けるのがミュージックボックスならば、ここで見たのは個別の楽器をコインを入れて自動演奏するタイプでした。バンジョーがありました。アメリカですからね。

　さて、日大三高の演奏会ですが、日大三中の生徒さんも加わっていました。キャンパスも一緒ですから、不思議なことではないものと思います。部長はクラリネットのソリストでした。演奏でも良き皆を引っ張っていた感じがしましたし、特に最後の挨拶がしっかりしていました。様々のことを感謝した挨拶でしたが、しっかり最後まで言葉がはっきりしていたこと、真摯な姿からさすが部長と言うものでした。部員は100名以上がいると言いますから、演奏会や甲子園の舞台でも楽器を持てずに、吹奏楽部を支える人もあるでしょう。

　演奏は全部で3部構成でした。一番気に入ったものは、コルドバの回教寺院と言う曲でした。イスラムと言わず、回教という言い回しがエキゾチックで、大演奏にあっている感じを受けました。アンケートにはそのように書きました。3部構成の中では、中学生だけの出番も設定されていました。先の成長を期待してのものでしょう。

　甲子園で活躍する硬式野球部員が多数（あるいは、）、受付や舞台セットの手伝いをしていました。また、演奏中は各扉の前でドア係を務めていました。思わず、声をかけました。私は、毎年日大三高野球部の活躍を観ていましたが、それはその活躍を励ますために、日中のスタンドで力を込めた演奏をしてくれる吹奏楽部の姿を観てきました。今日はそのお返しと言うか、お互いの関係でしょう。部長への花束贈呈では、野球部部長がしゃれた渡し方をしたのには、大きな拍手が起きました。それより、アンコール曲の演奏では、部長を始め、ドア係などをしていた部員たちが舞台の一番後ろを踊り出していました。それも、あくまで控えめに前列に出てくるようなことは一切ありませんでした。これまで観てきた演奏会では無かったことでした。このまま、コロナが終了してくれることを願っています。

　私は、神宮球場や八王子球場で何度も日大三高吹奏楽部の応援を観てきており、この顧問の細谷先生とはおなじみになっています。指揮をされる時のダイナミックさと優しいタクトの振りを何度も観てきました。そのことを含めて、演奏会ということで、あえて会場内の撮影をしませんでした。味気ない物ばかりですが、他の写真をアップしました。
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