福岡県糟屋郡篠栗町に出かけていました。この記事は今回の福岡県議選・糟屋郡選挙区の「無投票当選」を書いたもの「続き」ですが、統一地方選挙後半戦の篠栗町議選は一転しての激戦・混戦の模様でした。まずは、統一地方選前半戦を書いた記事をご覧ください。
統一地方選挙：激励応援に出向いた時には、無投票当選決定の後でした（#冨永芳行候補にインタビューの動画）2023.04.06
及び、
統一地方選挙：福岡県議選の糟屋郡選挙区定員3は無投票で当選者が決定2023.04.05
以下の写真をご覧ください。
これは地元の（政治的な）有力者の自宅です。町は宅地化、駅の近くはマンション化が進んでいますが、他方で農地も展開しており、この家は大きな宅地と車庫を有しています。手前は県議選に用いられた選挙カーが、無投票当選によって、4月1日以降は翼を休めた飛行機のように留めてありました。冒頭写真のように、自宅の大きな塀には、県議2期目当選（4月1日決定）自民現職1期、立憲新人、無所属新人の事務所看板が並ぶ光景が目立っています。
他方で、左方の車庫には、3台の車が見えますが、全部が篠栗町議選の選挙カーです。1台は看板と音響装置は架装前ですが、まだ、選挙の告示までには、半月ありました。＊町議選の告示は、4月18日（火）となっています。
これまでの篠栗町議選は、定数に１－２名を加えた人数で行われていたそうですが、今回は女性の名乗りが多く、立候補予定者が数名オーバーしているとのことでした。ここにある選挙カーの予定候補者の所属は、自民党、立憲民主党、無所属と別れているそうです。縁戚の候補が入り乱れて、あるいは票を分け合って戦う選挙のようですが、そこにいわゆるよそ者候補が加わった形の選挙が行われるようです。街頭演説もありますが、いわゆる地盤を足で固める、広げる選挙活動が基本になっている様相でした。それでも、新興住宅地も増え、他地域とのお互いの交流も深まり、女性の候補者が幾人も出る（見込み）ことによって、新しい選挙戦となるのでしょう。そうした中で、この町の有力者は自分が頼りにされることに喜びを感じてか、相争う（党派も異なる）候補者の選挙カーが並ぶ経過になっていたようです。
それぞれの健闘と3者（自民党現職1期目、立憲民主党新人候補、無所属新人よそもの候補）の予定候補者の当選を願っております。併せて、その3者が議会の中で協調しあい、時には議論を戦わす間柄になってほしいと願っています。
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