4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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統一地方選挙の実態的総括⑤女性候補者列伝、女性候補のリーダーの姿2023.04.29

選挙

 白井えり子日進市議会議員岩永ひさか多摩市議会議員
 今回、ここで推奨するのは、地方議員の女性議員で役職の経験があるか、あるいはリーダーシップを取りながら、選挙の支持も安定している議員を取り上げました。言ってみれば、単に役職についているか、選挙に強いかの片方の方は外しました。十分なキャリアを持った議員をメインに取り上げています。

 「連続1位から2位に転落」と言う言葉は、余り品が無い記述ですが、その事態が起きたのは、愛知県日進市議会議員の白井えり子(8期目当選)があげられます。白井えり子日進市議会議員は、それまでの7回の議員選挙を全てをトップ当選を果たしています。しかも、その中間期に、市長選挙に出て惜敗(ほんとの惜敗)、議員復帰後もトップを続け、前回の7期目には至上最高票を出しています。


 今回は、26歳の若いスーパースター候補にトップを奪われてさぞかし残念だろうと思っていましたが、現実は少し違っていました。有志の仲間とグループを以前から作っていました(女性を議会に!ネットワーク)が、今回は立候補した全員5名がきっちり当選しています。政治家は、自分が上位で当選することが大事ですが、それ以上に同じ議員で仲間(会派:ストレートに言うと派閥)を作り、政治集団を形成することがもっと大事です。定数20人の中で5人の政党に所属しない選挙運動の仲間で派閥をつくるというのは並大抵の力量ではできないことです。私は清渓セミナーという全国規模の超党派議員セミナーの実行委員会に加わっていますが、数年前には、白井えり子議員が実行委員長、吉田つとむがその配下のポジションでした。

清渓セミナー実行委員会の打ち合わせ2020年10月開催

 白井えり子議員は、議員として選挙に強い個人プレーではなく、議会内でグループを形成し、会派として発言する。さらに、日進市内に留まらず、東海地方において、「女性を議会に!ネットワーク」を組織し、女性議員誕生、増加の活動をしているという、私心を超えた活動ができる議員であり、言ってみれば「姉御肌」、常に市議会議員の相応しい現在で活動する一方で、期数に相応しい広範囲でも活躍する「大御所」の立場の存在です。ゆえに、全国地方政治家列伝のトップに当たる議員と言えるでしょう。過去に選挙で激励に訪れましたが、自宅を事務所にした選挙ですが、ピンク一色の選挙運動のパワーに圧倒されました。

日進市議:白井・舟橋両議員が町田市の移動図書館を語る2011

 今回、8期目当選した、岩永ひさか多摩市議会議員は2位でした。関東地区の政治団体である生活者ネットや民主党に属していましたが、現在は完全無所属で活動しています。私と同時期(若干前)に議長も経験しています。*議長会で共に要望活動や研修会に参加しました。そうした意味で、選挙に強く、議会でのリーダーシップもあるというタイプの地方議員です。さらに、雰囲気からも腕力を行使するタイプと違ってしなやかなを備えているのが特徴です。

実にさわやかな候補者でした、岩永ひさか(完全無所属)
延々と演説し、時折、話を休憩しますが、ずっと立ち続けるタイプ岩永ひさか候補

 選挙戦では、選挙事務所を特段設置せず、選挙カーも用いず、ただ、駅頭に立つ一人でタイプですが、時折、子ども連れの母親が1-2時間チラシ配布の手伝いをしている自然なやり方でした。2023年選挙戦の中盤に訪れ、隣席させていただいたことがあります。この日は、入れ替わりで候補者+運動員がやってきました。午後5時からは、公明党候補と並んで最終の午後8時まで駅頭活動でした。相手側にも小野寺まなぶ町田市議会議員(公明党)がついていました。

 その他の有力地方議員として、藤川優里八戸市議会議員(広報では、藤川ゆり)が当選5回目を果たしています。登場して以来、「美人すぎる市議」として、一地方議員と言うより、全国区で話題になる政治家です。これまで一度もあっていませんが、前回の2019年選挙から、大型新人として登場した候補者にトップを奪われますが、4年間、それにくさらず、着々として、議員活動を継続している様子がネット情報からも分かります。フェイスブックの記事から選挙カーを使用しなかったとも記述があります。
 私は、2019年の八戸市議選結果を表して、以下のように書きました。
 美人すぎる市議:藤川優里さんが、名家の美人子育てママ候補に首位を奪われ2位に転落
 今回は、選挙結果として変わらず2位ですが、上記のように、4年間、それにくさらず、着々として、議員活動を継続している姿が、地方議員政治家の範だと解しました。議会では、重役が回ってくるのでないでしょうか。これまで、あったことがないのでここで掲載すべき写真が用意できませんが、敢えてそれが必要ないくらい有名な地方議員です。

 東京都大島町の高橋ちか大島町議会議員は実力者です。今期で7期目の当選を数えました。所属は公明党ですが、党派を超えた活動が政治家としての実力を備えた人材となっています。大島町では、大半の議員が比較的に議員キャリアが短く、高橋ちか大島町議会議員は最高キャリア議員となっています。

一番右が高橋ちか議長、吉田つとむは青の法被で左側にいます

 同じ時期に議長を務めたことで交流があります。それ以外にも、大島等伊豆諸島が台風被害に遭った際、私は個人で現地見舞いに訪れましたが、その時も気安く現地案内などでお世話になったことがあります。もちろん、地勢を精通しておられることが政治家寿命、力量の基本だと考えています。 

 もとより、全国には、経験豊富、あるいは選挙に強い議員がおられるでしょうが、議員に必要な力は継続して当選する力量です。そうしないと格好よくふるまえても、所詮は役人の手の中にあってその代役をするに過ぎないケースが生じるからです。
 議員として、一般の議員として議会質問、質疑、討論をこなし、あるいは他の議員と議会内で連携する会派代表者(幹事長)を務めて、立派に責務を果たすことも欠かせません。と同時に、気を見て、あるいは実力を持って、議員の選挙で選ばれる議長や副議長に就き、議員の代表として立ち回ることも必要でしょう。それ以上に、役職を終えた後に、あるいはリーダーを次の世代に譲った後、なおかつ、住民から必要とされるかが重要だと考えています。
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吉田つとむHP         前町田市議会議員 吉田つとむのブログ

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