4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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統一地方選挙の実態的総括⑩女性候補者列伝、共産党公認女性候補が3期連続トップ当選したさいたま市桜区2023.05.06

選挙
さいたま市議会 議会中継映像から切り取りしました

 この間、統一地方選挙の取材を現場を中心に行っていますが、時間をかけてネットの中かも気になる人材を紹介しています。これで、10回目の記事ですが、今回はさいたか市議会です。政令指定都市ですので、区別の選挙で定数が限られたものです。その中で栄区は定数4、トップは共産党の久保みき候補で、現職の選挙ですが、結果は3期連続のトップ当選(現職4期)の人材がありました。

 この共産党会派の久保みき議員は、今回の改選議会の選挙で議長選挙に立候補し、9票の得票(共産党会派議員は6名)を得た人物です。後の3票は他の議員(議長選挙は無記名でするはずなので、誰かは分かりにくい)が投票したことになります。久保みき議員は初めて議長選挙に出たようですが、同じ政党、同じ会派でなくても、何かの期待を持って議長選挙にも対応した議員があったということになります。現実の課題として、議長を勝ち取れるかどうかは別として、一般の公職選挙を終えた後、さらに議長選挙に臨む姿勢を評価したいと思います。*ちなみに、意を決して議長選挙に実際に出て見ると、全会派が議長選挙に候補者を出すわけではなく、権謀術数の限りを尽くした厳しい現実が訪れることもあり、自分の評価が一目で現れるのが議長選挙というものです。
 久保みき議員の2023年5月3日のブログ:5月臨時議会 を見ると、議長選挙の所信表明の内容などが記載されていますが、久保みほ議員は、議会広報紙ロクマルにおきましては、質問者の名前と顔写真の掲載をお約束します。
議員ひとり一人が大切にされ、自分らしく活動できるように愛と情熱で議会の民主的運営に努めてまいります。
 と述べており、時代に即した主張だと思います。
 議会だよりの記載内容で思い出深いのは、町田市議会でのことですが、議会だよりなどの担当部門の一人の議員がそのことを提案し、他の会派が全員賛成し、議運で実施と進むところ、その議員の所属会派では、その主張を認めず、その議員(当時、当選1回の白川哲也議員:現在も4期目現職で、2期目・3期目は白川議員と𠮷田は同じ会派のいました)を会派から排除したことが起きました。私を含めて他の会派にすれば、良い提案なので、その会派の意向を認めず、議会として、議会だよりの一般質問者の写真も入るように変更しました。当然、このルールは今も続いています。さらに、各議員の質問欄には、QRコードを付し、質問者の質問内容と、その記録動画をみることができるようにしています。
 参考:町田市議会 議会だより No.228 令和5年4月30日発行
 *なお、この一般質問の掲載欄は質問順ではなく、全体の公平性を保つように、順番を変えています。今回、吉田が1番になっていますが、この後、その位置にくることは彗星が次に現れるような先の話になります。

 さて、話をこのさいたま市桜区の統一地方選挙の選挙結果に戻すと、さいたま市選管の記録では次のようになっています。

共産党の久保みき候補は、他党候補を抑えて連続3期トップ当選

 この選挙区の候補者状況を見ると、当選者は、1位:共産党、2位:公明党、3位:自由民主党、4位:立憲民主党まで当選者で、それ以降は落選で、5位:自民党候補(現職:元議長)、6位:日本維新の会候補、7位:無所属候補となっています。
 さいたま市の他の選挙区では、共産党候補がトップは他に無く、もっと定数が多い選挙区でも当選者がいない場合もあります。総じて、この久保みき議員が特段な候補者であることがわかります。
 他の候補者では、二人の自民党現職候補の内、元議長が落選です。この間のシリーズで書いてきたように、「元議長」の記載は鬼門です。ご本人の経歴では、第17代さいたま市議会議長となっていますが、今は議長でないというものであり、一般から見て、「一丁上がり」の感が出るのかも知れません。選挙と言うものは、厳しいものです。当人の成果と期待を天秤にかけると、後者がはるかに大きいと人は判断するものであるでしょう。自戒したいと思います。
 さらに、別の資料を見ると、選挙ドットコムと言うサイトがあり、それに有料登録すると表示項目や紹介が多くなりますが、このさいたま市桜区では、4位当選の立憲民主党の候補と、最下位の無所属候補がその登録を行っています。この選挙ドットコムの有料登録が効果があったか無かったの議論は避けますが、必要条件ではないことがわかりました。

 今回の統一地方選挙は共産党の不振が言われましたが、個々の候補者状況を見ると、結果は当事者の取り組みが一番の成績結果を示しています。様々な政党の候補者の皆さん、選挙の結果を政党のせいにしたり、情勢の責任とは言わないようにしましょう。それでも、文句が言いたい人は、私の様に無所属で立候補して、選挙を戦えば済むことです。
 どうぞ、久保みほ議員、元気に議会でこれからの4年間、また頑張ってください。
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