4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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令和2年市区町村別生命表を公表(厚生労働省 令和5年5月12日発表)と大阪維新の会の都構想2023.05.13

政治問題
東海道新幹線より、日本一の富士山を遠望する

 令和2年市区町村別生命表を公表(厚生労働省 令和5年5月12日発表)
・市区町村別の平均寿命は、男女ともに神奈川県川崎市麻生区が最も長く、
大阪府大阪市西成区が最も短くなっている(4頁)。
その数表(下記)
令和2年市区町村別生命表を公表(厚生労働省 令和5年5月12日発表)
 順位に関し見ると、期せずして、男女ともトップも、最下位も同じ自治体名が並んでいる。
 しかし、長寿の自治体では、その差が僅差であり、コンマ以下の相違に過ぎない。つまり、男性では、第2位の横浜市青葉区と0.1歳 の差に過ぎず、以前にその横浜市青葉区がトップであったように思う。女性では第2位との差が、0.2歳であり、これもさしたる相違とは言えないが、女性は熊本県上益城郡益城町となっており、全国的には山村のイメージかも知れないが、平成24年に政令指定都市になった熊本市の隣に位置する郊外都市と言うのが正解であろう。2016年に震度7が襲った熊本地震の中心地でもありました。
 他に長寿ベスト5は、男性では愛知県日進市、京都府木津川市があり、長野県上伊那郡宮田村を除いて、大都市の近郊、あるいは隣接都市と言う具合になっています。

福岡空港ターミナルから滑走路を遠望する


 他に女性の長寿ベスト5は、長野県下伊那郡高森町を除いて、滋賀県草津市、兵庫県芦屋市となっており、上記の熊本県上益城郡益城町を含めて、郊外都市が大半と言って問題は無いでしょう。
 同じ厚労省の発表数字(統計表1 市区町村別平均寿命)を見ると、町田市の平均寿命は、男性 82.7歳、女性 88.2歳となており、トップの川崎市麻生区と比べて、男性で1.3歳、女性で1歳の相違の範囲であり、川崎市麻生区に準じるエリア(郊外都市)の特徴を示していると言えるのではないでしょうか。

 もとより、現在は長寿の人が自身で喜んだり、自慢できる余裕のある時代とは言えず、もっと不幸や理不尽な環境を強いることが起きていることは、皆さんがよく承知のことです。
 例えば、インフルエンサーとしてもてはやされている、ひろゆき氏や成田悠輔氏のように、高齢者に集団自決論を進められたり、決めつけられたりすることが持て囃されることで推測できることです。そのことは、子どもが「老人は実際に退散した方がいい」と言う言葉を発声した際、成田悠輔氏すらややたじろぐ風かの印象を受けましたが、その意味は高齢者の経済活動や政治活動の引退を進めるのでなく、高齢者が自身を「ポア」する(カルト集団のオーム真理教が用いた死を意味する用語)システムを求めることと理解される現象がネット映像に残る事態が起きています。それは、子どもが発した言葉ですが、マスメディアが時代の寵児と持て囃してきた成田悠輔氏の言葉の流れから自然と出てきたものでしょう。

 さて、全国の短寿ランク5は、男性では2位以降に大阪市浪速区、同生野区があり、青森県下北半島側の2村となっています。
 他に女性の短命ランク5は、2位以降の青森県津軽半島の1市、2町、1村が占めている状況になっています。
 男性の短命トップの大阪市西成区〈73.2歳〉は2位となっている同じ大阪市の浪速区とも4.7歳も低くなっており、全国の例とも際立っており、自然環境の厳しさではなく、社会的な環境が他と著しく異なっている(過酷)と見なされます。
 大阪維新の会が、大阪市を廃止して、区割りを大幅に変更して大阪府にしたい理由は、この辺が思想の根幹にあるのではないでしょうか。もとより、この西成区を筆頭に、他の2区が全国で短命トップクラスに位置するのは、大阪維新の会の政策や首長に起因するのでなく、それらの政治勢力が登場する以前からあった社会環境に由来するものでしょうが、彼らはそれを社会改善施策で変化させるより、地域の区割り変更と言う、ゲリマンダー方式の導入による方法の社会革命をしたいと願っているのでしょう。その方法で、短命の区が平準化され、このランキングに載らない可能性は出てきますが、大阪府内の中で、短命エリアがより広範囲になる可能性が出てくるのではないかと私は推量するものです。
 客観的な資料である、市区町村別生命表から、社会思想から、地方政治の根幹にかかわる事柄に思考が広がっていくことがわかります。
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