本日は、2024年度第3定例会の総務常任委員会は開催されました。なお、町田市議会はこの日、健康福祉常任委員会も同時開催されました。2024.09.09
第3定例会の各常任委員会は、ボリュウム的にも主に決算審査がメインです。
審議は、各部ごとに審査を行いますが、まず税務部からで、以下の内容でした。
(1)第 85 号議案 生涯学習センター機械設備改修工事請負契約
(2)第 98 号議案 堺市民センター改修工事請負契約
(3)第 67 号議案 令和6年度(2024年度)町田市一般会計補正予算(第3号)
(4)認定第 1 号 令和5年度(2023年度)町田市一般会計・特別会計歳入歳出決算認定について
私は(2)第 98 号議案 堺市民センター改修工事請負契約の工事の進め方に関して、全面シャッタウトして完了まで一般の利用者は中に入れないのか、それとも部分的に工事が進められるのを訪ねました。この堺市民センターは、住民の受付業務、地域図書館、ホールや会議室の貸し出し業務などがそろ得られており、他に機能移転しにくい建物です。答弁ではセンター長が行い、地域ではやす役割が大きいので、受付業務などは場所を変えて続けることになるそうです。また、図書館は貸し出し受け取り業務は休まずに続けるようです。また、気になった駐車場は障がい者用を除いて閉鎖になり、工事車両が置かれることになります。利用者を路線バスを使って、堺市民センターに来てもらうのを原則にするとのことでした。*近隣の一般有料駐車場を利用してもらうことになります。
契約案件の討論は無く、全委員が賛成しました。また、予算案は提案事項が1項目で委員より質疑もありませんでした。賛否は全部の部の審議を終えた段階になります。
さて、決算では以下の項目を質疑しました。
財務部、
504 財政管理費
他自治体の取り組み 多摩地域26市
ふるさと納税寄付実績 2位
実質公債費比率 9位
*都市規模が数万人の都市と、八王子市577,660人、町田市430,548人と同じに論じてどのような意義があるか、同規模都市と比較しない理由はといました。
多摩26市という比較を続けているというものでした。
516 市民税等賦課管理費
参考資料 61 徴税費
● 市民税 年代別納税額 納税課
この資料を公表したのは初めてか
これまで一般質問で、年齢別納税状況の開示を求めてきましたが、今回の決算審査においては、5年齢ごとの数値が資料請求の方法で提出されたものであり、初めて公開された数値でした。
以下は、その数字を読み取りながら、傾向を尋ねました。
20-24歳で納税義務者割合が3分の1以下なのは、学生の世代が20-22歳で相当数を占めているためと理解してよいか。それを証明する手段はあるか。 →年齢別で表示すると、それを発見できるか。
55-59歳の個人市民税額が最高の207750円を示し、50-54歳の178124円より、60-64歳が186366円と高い理由はこの年代層の就業が相当あるとみなしてよいか。
65-69歳の個人市民税額が151244円で、40-44歳の153063円に相当し、それ以下の35-39歳128756円、30-34歳111033円、25-29歳92061円より上回っている。
また65-69歳の納税者比率も59.6%を示しており、相当数が納税しているが、それは大半が就業による収入とみなしてよいか。
なお、70-74歳46.4%、75-79歳42.9%の納税者比率となっている。
世間で思われているより、納税者比率が高いようだが、いかがか。
答弁では、納税額は勤労収入だけでなく、金利や家賃収入もありうることで、一概には言えないと言うものでしたが、高齢者の半数近くの納税者は、若い世代、子育て世代に匹敵するか、それ以上に市民税を納めていることが分かりました。
防災安全部、
375 防災対策費 消防団運営事業
若手団員の確保が強調されているが、年齢構成の把握は
若手団員の確保が困難な場合、代替え手段はどのような方法がとられているか、
そもそも、町田市は今後人口が減る、若者が減ると小中学校の統合が欠かせないと見込む中、消防団員に若手を求めるのは矛盾していないか、若手ではない人も確保する考えはないものかを尋ねました。
実際の募集では、年齢制限はされていないようでした。
*私自身は、地域消防団を前提にするならば、これもまた統合するか、あるいは、消防自動車や機械の高度化を図って省力化を進める以外に道はないのではないかと思います。
経済観光部、
296 商工業振興費
町田市は中心市街地歩行者通行量 上昇傾向があるもののコロナ前を下回っていると説明、質疑では、中心市街地の変容が限定されている中、昔の人数に目標を設定するのでは町田市の将来展望と矛盾していなかと問いました。
296 商工業振興費
町田ターミナルプラザの利用方法はどうなっているか。
時間制限、あるいは利用回数などの制限はどなっているか
夕方以降の利用は禁止されているのか、利用者がないのか
答弁では、午後9時まで貸し出し可能というものでした。
町田ターミナルプラザの利用方法はどうなっているか。
時間制限、あるいは利用回数などの制限はどなっているか
夕方以降の利用は禁止されているのか、利用者がないのか
答弁では、午後9時まで貸し出し可能というものでした。
であるならば、もっと有効活用する手段を講じるべきでしょう。他に若者などが自由に表現できる場所は見当たらない、より活用を高める方法が町田市にとっても、アーチストやパフォーマーにとって有用にされなけRばならないと考えています。
297 商工業振興費
固定資産減価償却率は、 町田ターミナルプラザ92.8%、原町田一丁目駐車場88.3%90%前後になっている。
有効に寿命を延ばして、税収拡大に貢献してほしい施設である。思いました。
農業委員会、
320 農業委員会費
市街化調整区域内にある遊休農地16件のうち、16件に改善ができたことの内容
意味が分かりにくい表現でしたが、要は遊休ではなくなったと言うことでした。
この際、より活用を高めることが必要でしょう。
選挙管理委員会、
質疑無しとしました。
監査委員、
532 鑑査費
加除書籍の追録発行とあるが、現在も加除式書籍は残っているのか、
なんと、まだ、こうした加除式というスタイルの刊行物があることが分かりました。
電子化、デジタル化を図られたいと思いました。
残りの審議はあと半分です。それが済んだ段階で、決算認定につける付帯意見をまとめ、委員長に提出します。全員分がまとまった段階で、一覧表が作成され、個別の条項の整理があり、最終的に、指定の日に1件ごとに採決されます。
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吉田つとむHP 町田市議会議員 吉田つとむのブログ
コメント
[…] 自分の質疑応答に関しては、総務常任委員会の1日目の質疑事項(主に決算)2024.09.09 に掲載しています。https://yoshidaben.jp/wp/2024/09/09/ […]