多摩センター駅のすぐ近くにある一般社団法人 多摩児童図書館を初めて見学しました2024.09.12内外の児童図書をそろえた幼児や児童の居場所でした。注意書きで「大人単独での入館はできません」とされています。
そこには外国の児童図書も多数あり、幾重にも重なった絵が飛び出す絵本や、堅牢な堅紙で出来た絵本もありました。もとより、英語が読めない私ですが、外国書は子どもの頃からなじんでおり、日本書籍にはない特徴を感じていました。*福岡市に小学生の頃から在住していましたが、その中心部には、アメリカン文化センター(呼称:福岡アメリカン・センター(在福岡アメリカ領事館広報部)とされています)があり、たくさんの洋書(と言ってもアメリカ書だったのでしょう)が置かれていました。徒歩で行き来できたことで何度も訪れていました。
さて、この多摩児童図書館には多数の内外児童書がありますが、世界の中からピックアップされたものでしょう。基本的に英語の児童書あり、フランスやドイツの本はもちろん、ロシア、中国の児童書があるわけではないのですが、一定規模で更新されているようでした。また、児童が扱うことで、破損も当然のこととして、修復作業はそこで働く人の必須の課題に見えました。訪れた時、表紙に飾りがついた児童書の修復作業も行われていました。
バービー人形が置かれていましたが、その詳しい説明文がついた資料本もありました。私は最初の仕事が人形(博多人形)の卸販売でしたので、児童用の人形は売り場の続きにあって、普段より見慣れていました。当時、バービー人形は国産のリカちゃん人形と並んで販売されいました。この多摩児童図書館には、リカちゃん人形もその関連本もありませんでした。日本の本も多数ありましたが、外国本が主体と思えました。
きかんしゃトーマスはここでも大きな人気を持っているようでした。概して、利用者は幼児、あるいは低学年児童となっているようでした。ここで聞いたこと、ここに入って思ったことですが、児童と言っても低学年と高学年では大分違っているようでした。幼児と低学年児童を対象にした絵本が置かれているのが特徴でした。
他に、トミカやプラレールがありました。また、一部に、引き車の形状のものもありました。日本には、雉車(きじ車)を想像する形状の木製遊具もありました。この日は、ゼロ歳児と4歳児を連れた夫婦が訪れてきました。先に私たちが入っていたことで極端な違和感を抱かせなかったようでした。この多摩児童図書館は靴を脱いで入るように指定されていました。これが、町田市の子どもセンター、子どもクラブでも共通するあり方で、子どもの居場所のスタイルなのでしょう。
書籍には著作権があり、個別の書籍の撮影は行いませんでした。
なお、多摩児童図書館は多摩市が運営していると思っていましたが、全く異なり、一般社団法人 多摩児童図書館でした。他に、埼玉県にあるということでしたが、そちらはコロナ以降休館をしているとのことでした。自治体がそのままこの種の施設を設置するのは難しさがあるかも知れませんが、人口40-50万人以上の規模の都市で子ども優先を掲げるのであれば、必須なのではないでしょうか。制度上の施策で無償化が大人気ですが、果たしてそれで豊かな文化が生まれるかと言えば、決してそうではないと感じるものでした。この日は、インターン生の一人を同行していました。
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