自民党は本日9人が立候補した総裁選挙を行い、上位に高市氏、石破氏が残り、決選投票の結果、2位の石破氏が僅差で総裁に選出されました。
この間の反主流派であった石破氏が自民党総裁に選出されたことで、自民党は党内一致のルールが貫徹しました。翻って、石破氏は一度自民党を離党した人物であり、そうした立場を取った人が自民党に戻って自民党総裁、首相になる道を開いたことになるし、また、対立候補の高市氏にしても、派閥を離れて無派閥にあるのに総裁候補に連続してなるポジションを確保したことは、やはり、大樹の根の中にいることの大事さを痛感させたし、かつ、自民党内でおとなしく派閥内で順番待ちをしているようでは、実も期も熟する時代では無くなったと言う実感がしてきました。*町田市議会も同様なことを直近の議長選挙で経験したことでした。
表題を「自民党は総裁選で石破氏選出で、当面もその先も安泰に2024.09.27」としたのは、今回の政治と金の問題で主役になった人物は総裁選の主役になれず、しかも、高市氏が総裁にはなれなかったことで、彼らがクローズアップされずに済んだと言えましょう。高市氏は、石破氏以降の時代に確固とした足場を確保したと言えましょう。そうした事態を自民党の大半の議員が結果良しとひそかに喜んでいるのではないでしょうか。
3位の小泉氏は、トップの力量が無かったことが選挙戦で明らかになりました。決戦投票に当人も、その陣営も加わることができたわけで、麻生副総裁が高市候補に明確に乗った判断を示して敗れたことより、はるかに実が取れたという結果になりました。小泉氏も本来の雑巾がけをやって、次の次の出番を待つ可能性は残せたと思います。
もちろん、幹事長人事がどうなるか、総裁選の上位2者から選出されるのか、それとも、石破氏がひそかにこの人と決めた人がなるのか、民主党は、野田元総理を担ぎ出し、代表選で上位2位、3位の候補者を主要なポジションから外しました。この間、執行部に距離を置き、野田代表選出に貢献した人材を幹事長に抜擢しました。さてさて、自民党の人事がどうなるのか、
いずれにしても、次の総選挙は自民党+公明党×立憲民主党の構図になり、立件民主党が他の野党をどう取り込めるのかが争点になるのでしょう。
なお、吉田つとむは、十数年前に都議会選挙の立候補を巡って、自民党を追放され、その後一貫して無所属の立場でおり、今回を含めて、自民党人事には何のかかわりあいもありません。
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