石破総理の成る前解散表明と、立憲・松原仁氏と維新の足立康史氏の選挙態勢に注目している2024.10.04を書きました。
石破茂衆議院議員については、私が参加する清渓セミナーという超党派地方議員セミナーの講師で講演をされた時に話を聞いており、また、その他の場面で講師で講演された時に話をお聞きしたことも複数回ありました。さらに、思わぬと通りすがりでお見かけした際には、こちらからお声をかけさせていただいたこともあります。通りすがりの1×1の対面でした。その人なりをそれぞれに見聞きしていまが、総理という立場は特別でしょう。ましてや、派閥も構成できない人数の勢力になりながら、それでも総理をあきらめず、今回の総裁選で見事に勝ち抜けました。その際、力を借りた人や勢力に気を使うこと、配ることはあり得ることでしょう。そのことによって、自分の評判や信用を失ったとしても由としての行動であろう。そのことによって、短命に終わるとしても、「一度は総理」、後は粘り腰の心境で頑張る考えでしょう。選挙自体は、自公連合軍×野党乱立軍の入り乱れたバルカン戦争の様相を帯びてきました。

2021年10月19日、衆議院選挙 高市早苗自民党政調会長第一声(土田しん候補新人初当選)吉田が撮影
さて、そうした中で、二人の政治家に注目しました。
一人は立憲の松原仁衆議院議員(やむなく離党して、無所属になっていると思う)と、もう一人は維新の足立康史衆議院議員(党員資格停止中)の動向です。
立憲の松原仁衆議院議員は衆議院選挙区の区割り変更に関して、自分が選挙を行いたい場所をダメと言われ、当人にすれば他に候補者もいないのではないかと言う状況が続き、自分の意思を優先させたわけです。本人にすれば、大臣も経験するベテランで、都議選以来、選挙を自立して戦ってきた自負があるものと推察しています。まだ、誰かに決まってもいない選挙の候補者選びで、頭から排除されようと言う状況が続いてきました。今日もまだ結果は明確になっていない選挙区で、都知事選挙に出たあの人がそこに入ってくるのではないかと言うことで風雲急を告げることになるかも知れないものです。端的に言えば、松原仁氏は、自由に選択できるはずの選挙区設定を他から云々されたくないと言う心情を優先させてしまったと言うもので、私は松原仁衆議院議員の都議時代より身近に面識があって、その姿を見てきていますので、何が起きようと松原仁氏の勝負強さを発揮してもらいたいと思っています。

2021年10月19日、本人不在の事務所に立ち寄り、激励しました。
さて、維新の足立康史衆議院議員(党員資格停止中)ですが、今後の衆議院選挙では、維新が別の公認候補を立ててくると言う状況になっています。足立康史衆議院議員は論客で、歯に衣を着せぬところが特徴でした。選挙活動でも、正論と思えば、真っ正直に相手を論駁してきました。いっぱしの役職についているものからすれば、うっとうしい人材であり、目の上のたん瘤みたいな人材でしょう。面識はありません。本人は苦境に立っているのか、その事態に、論理だけでなく、情まで持ち出している感があります。元来、この足立康史衆議院議員は向こう意気が強く、時のトップとも様々に争ってきたことは、本人や相手の言動の一部を見るだけで知ることができます。今回、直接の処分となったのは、選挙中のビラの配布の問題です。足立康史衆議院議員はそれを違法の疑いがありやめるべきだとし、他方の音喜多俊参議院議員(維新の会政調会長)は、政党活動の継続として街頭配布やポスティングも実はオーケーであるとして、直近の衆議院補選でもその一部をネットで表していました。最終的には、途中で自粛する事態になったようでした。そのことで、維新の選挙に迷惑をかけたと言う判断に組織的にはなったのでしょう。
ということを考えれば、今度の総選挙では、政調会長の選挙区では、選挙の法廷ビラ以外のビラのポスティングが行われるという事態になるでしょうか。それとも自粛となるのか、選挙のプロはその動向を見守っているでしょう。何はともあれ、足立康史衆議院議員は現職という一本勝負をすることになります。無所属の選挙というのはとても厳しいものです。ただし、それはある意味、自分が招き寄せいたものであり、頭を下げて、口を閉ざしておけばよかったのでしょう。
しかし、現実は無所属の足立康史氏に、維新の公認候補がぶつかってくると言うものです。この選挙で、足立康史氏が敗れると、しょせん反乱軍の元武将が落ち武者として首をはねられるということと同じでしょう。
この二つの、二人の動向はこの10月中に決着すると言うものです。ぜひ、その結末を見守りたいと思います。
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