この間、ウクライナ東部地域ではロシア軍の侵攻進駐が一方的に進み、重要拠点も次々とロシア軍が征している。他方で、ロシアの九ルクス州にはウクライナ軍が電撃的侵攻し、1000㎢もの地域を制圧したと報じられるも、その後はロシア軍の巻き返しが進んでいると言うのが大方の見方です。
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そうした中で、この間、ウクライナからあるいは欧米から、さらには韓国から、朝鮮軍がまとまってロシアに入り、ウクライナ東部地域戦争に投入されると言う報道が続いています。それも、朝鮮軍はロシア軍の弾除けにされる、戦争の経験もなく、死が待っているという報道のしかたが大半である。その記述方法も、なにか朝鮮軍兵士の行く末を気の毒がる様相を伴っているのが特徴である。ただし、現実のウクライナ東部戦線の戦いは、ロシア軍が堅実に主要都市を侵攻、制圧、進駐をして、ウクライナ東部地域を面的に政治支配するドンパス地域いるのは明白であろう。
また一方で、ウクライナ軍に朝鮮軍の兵士が投降すると温かい3食肉付きの料理が提供されるという、寄宿舎付けの学校給食メニューのような宣伝戦も出されている。このように、すでに欧米の情報戦の中では、朝鮮軍のロシア西部戦線への登場はすでに主役扱いを受け、それも悪役で無残な死に方をする役周りを期待されており、ストーリー化されています。
ただし、このウクライナ、あるいは欧米や韓国の論理はあまりにも一方的であることはだれしも理解できることです。それは、今日のそもそもウクライナ東部地区戦争はロシア側のほぼ一方的な進軍と進駐領域の拡大で進んでおり、ロシア軍にとって軍事的に戦闘未体験の朝鮮軍を必要とする局面はほとんどないと言えるでしょう。
その意味では、ウクライナ軍のロシア領内のクルクス州侵攻に対しては、ロシアと朝鮮の同盟の意味でも、朝鮮軍がロシアのクルクス州に派遣され、戦闘に従事することはあり得ることでしょう。ウクライナ東部地区戦争はロシア軍の堅調な進軍、進駐が進んでおり、朝鮮軍の軍事顧問団等がロシア軍に誘導されて当地を訪れることはあっても、朝鮮軍本体が戦うのはクルクス州でしょう。ここであれば、今の状況で戦闘は継続されるものと推量され、朝鮮軍が一定の訓練を終えて、ロシア国内のクルクス州の前線を含めて戦う可能性はあるでしょうが、ウクライナ軍にやすやすと捕虜になるような領域では戦うことは極めて少ないでしょう。それは、現在の戦争の中で情報戦が大きな役割を占めており、彼らが捕虜軍人として情報戦の中でさらし者にあり、無様な姿をさらすことは朝鮮軍の恥であり、穢れとなるものであり、事前に避ける手段を講じることでしょう。
いずれにしても、ウクライナ国防省の情報機関の発信として、様々の情報が提供されるでしょうし、それと反比例して、ロシア軍やロシア情報機関によるウクライナ東部戦争や、ロシア領クルクス州内戦争の実態情報を独自に提供する事例が増えてくるでしょう。話は急に大きくなりますが、世界の情報はG7が全てを取り仕切る状況は無く、世界の3分の1はその情報を含めて、BRICS拡大圏(まだ、適切な言葉ができていないようです)にあると言えましょう。
いずれにしても、ロシア領クルクス州内戦争もウクライナの快進撃は止まり、すでに転換点を迎え、ロシア軍の反撃も迎えており、これからの朝鮮軍の活動実態も自身の側から明らかにされることでしょう。
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