本日は、電子投票の取材で大阪府四条畷市に来ました20241126
ただし、今日明日に電子投票があるわけではなく、12月22日に、実施されます。今回は市長選挙が実施されるものですが、ユニーク方法で市長の予定候補者が決まっていることと、他方で市議の方がそれはなるまいとの考えから、事前に市議を辞職したことで、市長選挙と市議補欠選挙が同時に実施されることになったようです。
そうか、ここは日本維新の会の幹事長(もう過ぎ、維新は代表選挙)の地元のようでした
ただし、いろんなことが重なり、関係者は多忙で忙殺されており、取材の困難さが予想され、独自に選挙前に自分で状況を調べることにしました。直接の関係者には会えないかもしてませんが、この四条畷市の電子投票選挙がどのように準備されているか、それが選挙の当時達にはどのように受け止められているかを独自に取材したいと考え、この日の視察を予定したものです。
私は、公職選挙の電子投票に関心を持ち、全国で最初に実施された岡山県新見市の電子投票選挙以来、電子投票が実施された全国10カ所(プラスα)の電子投票選挙の視察を行ってきました。
当然、私が見学した電子投票選挙で失敗した例の岐阜県可児市の選挙では、途中で電子投票機が停止し、投票に訪れた人が投票できなくなりました。1時間以上も有権者を待たせたことで、少なからぬ投票者が会場を引き払ってしました。あとから戻って投票してくださいとのアナウンスがありましたが、それで再度投票に向かった人は限られます。停止の理由は簡単、1台の投票機ごとに記録媒体を置かず、有線でつないでサーバーに記録する方法がとられましたが、初参入のメーカーの急造製品で耐久試験が取られずに、現実の選挙に使われ、投票出来ないで有権者が帰る事態を引き起こしたものでした。選挙の当事者から裁判が起こされ、最高裁まで争われ、ついに再選挙となり、一部の当選人が入れ替わりました。可児市とメーカーはとんでもないことをしでかしたものです。日本の電子投票制度の信頼性を失わせる、あるいは人や自治体を後退させる失敗をしでかしました。
という経緯がありました。電子投票システムの不具合ではなく、単にコンピューターシステムのサーバーの処理能力の検証をせずに、実務に投入した、サーバーが過熱し、機械が停止し、選挙が出来なくなったという愚かしい事件を岐阜県可児市とメーカーの富士通・ムサシの企業連合が招いたことでした。
さて、今回は、日本で最後に電子投票が青森県六戸町で実施されて8年後、久しぶりの電子投票でした。
地元に行ってみると、時は、地元力士の新入幕のことが1番のニュースでした。相撲はそれほど伝統技能であり、人を沸かせる魅力を持つものでした。
また、選挙の話題も、私が関心を持つ電子投票選挙の事ではなく、全く別の興味を引く次元の話でした。地方自治体というのは、行ってみなければその課題や話題も見えないものでした。
なお、視察の報告書は別途作成します。
さらに、私は視察に訪れていた間、四条畷市では政治的な大事件が起きていました。
現職の市長が自分はかっこよく2期で退任し、後継市長候補を、就職情報サイトのエンジャパンと組んで、大掛かりに公募で市長候補を募り、209名の応募者から指名されていたものでした。本日、その当事者が立候補取り止めの意向だあることを、その団体が明らかにし、明日、現職市長が記者会見を開いて、経緯を明らかにするというニュースが午後5時の産経新聞ネット記事に出ました。
私はスキャンダル探しの人間と思われていたのかも知れません。
この先が市長室です。
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吉田つとむHP 町田市議会議員 吉田つとむのブログ
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