ロシアのスプートニク日本は、2024年12月1日, 11:49 (更新: 2024年12月1日, 14:36)のニュースで、「停戦願う声が初めて過半数を超えたウクライナ、体制は民意をどう受け止めるか」のタイトルで、リード文で、「ウクライナで11月末に行われた世論調査では、停戦を願う市民の割合が52%に達し、戦闘継続を主張する市民の割合(38%)を初めて超えた。民主主義国を標榜するゼレンスキー体制はこの声にどう向き合うのか。」と書いている。その他の記事もあるが、この部分に注目すると、実際には世論調査元の記載がない。
他方で、この時間まで、日本を含む欧米のニュースにはこのニュースが無く、検索で出てきたのは、「ウクライナ世論調査“和平のために領土一部放棄”と回答3割に」(NHK報道記事2024年7月24日 21時23分)が最新で、確かに、ウクライナの中に和平優先ー領土割譲を容認はしているが、停戦を願う世論が50%に至っているという様子はうかがえない。
それでは、ロシアのスプートニクの情報は、意図的なフェイクニュースなのかということになる。
ただし、ネットニュースを見ると、そこにはウクライナ軍が勝利し、ロシア軍が退廃する記事や映像が盛りだくさんである。現実の日本におけるロシア側情報はほとんどなく、欧米のチャンネルを経由したニュースである。また、ネットメディアではロシア側の直接情報がガードされている状態である。
さて、この先の動向はどうなるか。
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コメント
NHKの2025年1月4日の報道ネット記事で、<ウクライナの調査機関「キーウ国際社会学研究所」は3日、12月に行った世論調査の結果を発表しました。>、その記事では、「ウクライナ世論調査“ロシア占領もNATO加盟し戦争終結”が最多」という見出しを付け、現状容認、欧米の支持の約束の方向が見出される内容と解されます。ロシアのスプートクスは、1か月も前に、この情報をつかんでいたか、同等の情報を得ていたことになります。