この記事は、①地方市議選の悲喜交交(大分:国民民主トップ、唐津:同数くじ引き結果に異議申し立て)の経過について2025.02.18の続きです。ここでは、佐賀県唐津市議会議員選挙の同数くじ引き結果に異議申し立てに関して記載します。

神仏に必勝を祈願する
さて、選挙では、得票が同数の時があります。町田市のお隣の相模原市(政令指定都市)では、前回でしたは、同数でくじ引きで当選者が決まりました。その前には、1票差の中に3人がいると言う珍しいがあるうることが現実に起きました。
そいうすると、当事者はどうするか、当選した方が辞退することは無いので、落選した方が、「票の数え方がおかしい。間違い票がある」と一般的には異議申し立てをします。そこで数えなおしをしますが、基本的には同じ選管側の人が数えるわけであり、結果はほぼ同じになります。そこで、さらに裁判の場に舞台が移ると、別の人たちが一から得票を総浚えすることで、当初の得票結果と変わることがあります。最高裁まで戦われることがあり、その間は最初に当選者とされた候補者が当選人として対応でき、異議申立人はなんの立場も確保されることはありません。
さて、今年の2025年1月26日に行われた佐賀県唐津市議会議員選挙の開票では、最下位当選者が2名と同数になり、規定でくじ引きで片方が当選人、もう片方が次点者となり、天地の違いが生じることになりました。くじ引きで選ばれなかった候補者が自分は籤運が悪いのだと納得すれば、それで済みますが、選挙は候補者一人で行う例は珍しく、応援者の中で、あるいは家族の中から、同数の結果がおかしかったのだ、読みにくい文字で記載された投票用紙の中で、無効になったものを再点検すれば、自分たちの得票に票が加わり、抽選で投票者を決める必要はなく、元にもどって、その候補者が当選者で、相手が次点者だと言う意見や声が起きても不思議ではありません。
ここで書いた佐賀県唐津市議選では、まさにこの事態が生じたものです。既定の日までの2月10日に、負けた側の候補者が異議申し立てを建てたそうです。これを受けて、この異議申し立て内容を調査し、再び票を数えなおすことが生じます。果たして、どこまで進むのか、あるいはその異議申し立ての通りか、当事者はもちろん、多くの人を引き込んで天地の違いがある選挙結果の可否を争うことになります。複数年をかけた争いになることもあります。
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