パレスチナのガザ和平合意文書が成立したことの意義2025.10.15を書きました。これでイスラエル軍のガザ侵入が収まり、ハマスの武力行使が止めば、この話を仲介したトランプ大統領の功績はノーベル賞に匹敵するものだろう。少なくとも、オバマ大統領の与えられたノーベル平和賞は核軍縮に関するもので現実的な成果はなにも起きなかったことは明白だったと言えるだろう。それに比べて、トランプ大統領は、インドとパキスタンと言う核兵器所有国家同士の武力衝突の回避交渉で成果を示したことは誰も否定できないことであり、これらの国家指導者からも称賛されていると言えるでしょう。
ただし、この停戦合意文書の署名式には、イスラエルとハマスの当事者は参加していないという重大な事態もあり、即座に和平が訪れるということはないだろう。これらの当事者がその場にいなかったということが和平を保証することになっておらず、先の抗争に関して懸念材料になっているだろう。現に、ハマスが残った人質20人の全員を返したが、死亡した人に遺体を全員分は返せなかったことで、イスラエルに不満が残っているというか、ガザ攻撃も否定できない事態も予想される懸念もある。ハマスは武装解除に近い状態であり、これからイスラエルに反攻できる可能性はほとんどないだろう。こう言っても、ハマスはいつ武力行使をするかは全否定はできないということも事実であろう。
皮相的な言い方をすれば、この間、全くPRが無かったパレスチナ自治政府のアッバス議長が署名の当事者となっており、偉大なトランプ大統領から、「認知」され、晴れの舞台に登場できたことが何よりだったのではなかろうか。
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