吉田つとむ＝支持政党なしの都民代表

　元総理　森森五輪会長の女性差別発言なども加えて、オリンピックは中止しよう！

　新型コロナ感染の懸念から、オリンピックの開催は難しかろうという考えが、国民の多数みられるようになってきました。東京都はオリンピックの開催を至上命題とするために、この間は必死で感染数を抑えることに取り組んでいます。
　そうした時に、元総理の森五輪会長が、オリの開催はコロナの感染にどうあろうとも実行すると言う趣旨を述べ、これからの時期にコロナの感染拡大防止や減少が重要だという世間の関心と大きなかい離があることが出てきました。さらに、森五輪会長は、聖火リレーの実施について、「有名人が（人がいない、集まれない）田んぼを走れば良い」と言い、「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんは、自分の言葉をユーチューブ上で発信し、出場辞退を表明しました。勇気ある第一声でした。
　森五輪会長は、理事会の発言で「女性は話が長いから、発言の時間請願がされるべきだ」と批判したことで女性蔑視とされることはもちろん、自身はその女性批判をした日の挨拶で、40分の挨拶を行ったというのですから、本心で理事会に女性を入れたくないのでしょう。ただし、その言葉が撤回されたとして、IOCは平穏無事に開催できる商売的な視点でしか見ていません。これらの点からも、オリンピックの開催は見合わせるのが、万事に相応すると持っています。