給食牛乳の測定ができないように東京都がお達し
2012.1.10

 この間の、学校給食用牛乳の放射性物質の測定、公開に関する経過をまとめました。ここをクリックしてください。

 本年は、昨年から引き続いて求める問題と新たな課題を掲載いたします。

 3度目の学校給食用牛乳の購入申し込みを行うも、東京都が介入して妨害行為発覚した事件に関する途中経過です。
    (2012.1.6の文書・議会の文書・町田市の回答・町田市が東京都に提出した顛末書
    (私の請求文書内容 2011.12.21発行)
    
  私は町田市内の学校給食用牛乳を購入し、その放射性物質の調査を検査機関に測定を求めて継続した結果、9月になって、6 Bq/kg(ベクレル)の放射性セシウムの検出調査を得たことをネット上に公表しました。
 その情報を10月23日発行の「週刊 東洋経済」誌が、「給食の牛乳からセシウム 説明を怠る明治と町田市」とする大きな特集記事として取り上げました。

 すると、そのニュースを知った東京都はあろうことか、直ちに町田市にヒアリングを行い、個人が放射性物質の含有量の測定をしようとすることをストップする目的で、業者に販売を断る措置を求めていました。私はその異変を知らないで、今回また購入をと求めましたが、納入業者も学校の答えもノーでした。

 「明治」は自社が測定しているという数値の公表をしないとしており、東京都や町田市はその学校給食用牛乳の放射性物質の測定を自分でやるふしはまったく見えません。このままでは、児童は放射能汚染度がまったく分からないままで、学校給食用牛乳を飲まされ続けることになります。一刻も早く、ゼロベクレルに近づける努力をした給食用牛乳が供給されなければいけません。

                       記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ

      放射性物質による汚染と被曝問題  市議会係の発言と行動のページ  吉田つとむのHP