保守連合が推進するクワハウス建設が請願で支持される2015.06.16記
　町田市議会平成27年（2015年）第2定例会

　町田市議会　保守連合が推進する、温泉を利用したクワハウス建設が、住民請願で提出され、多数の支持がありました。

　建設常任委員会で採択となった、請願第9号　野津田公園に「温泉を利用した健康増進スポーツ施設」（クワハウス）の提案があった場合に前向きな検討を求める」請願は、今回、実にスムーズな審議結果でした。
前回まで、審議された、（公設で）クワハウスの建設を求めた請願がデッドロックに乗り上げ、不採択となる見込みが強かったのですが、今回、民設民営で設置運営する方式で提案がなされると、行政の対応が一変したわけです。前回の請願は途中で、取り上げの手続きを取られていました。

元来、クワハウスの建設は市民アンケートでは最も要望が多かったのですが、町田市は今後の野津田公園の展開で各種スポーツ施設を作る計画を明らかにする一方で、それを排除してきたものです。これまでに明らかになったのは、クワハウスの建設・運営にコストが「かかりすぎるとされました。その額を尋ねると、毎年２億円とのことで、他の会派には支持が広がらなかった次第でした。そこで、請願者が請願内容を変え、再提出されたものでした。その内容変更というのが、公設の建設を止め、完全に民間で建設することが前提になりました。その後の運営は当然民営を前提にしますが、さらに収入増をめざして飲食も行って収支を図る提案がされることになるでしょう。
今後スポーツ施設を拡充する野津田公園に、それをバックアップする、温泉を利用したクワハウスの建設が期待されます。

　追記：6月24日の本会議でも、1会派を除いた賛成多数で採択（可決と同じ趣旨）となりました。元文は、ブログの記事です。