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「現職議員が語る公開討論会」(町田青年会議所)11月12日の意義と発言について
町田市議会議員 吉田 つとむ 保守連合11月15日記載 「現職議員が語る公開討論会」(町田青年会議所)11月12日に開催され、市議会全会派の議員が１名づつ参加しました。私は、保守連合のメンバーとして参加しました。 ちなみに、他の参加者市議会議員は、自民党の熊沢あやり、まちだ市民クラブの河辺康太郎、公明党の奥栄一、共産党の池川友一の各メンバーでした。 コーディネーの硤合宗隆氏は、地元玉川学園の教諭で、18歳選挙権導入に関して、教育現場で先進的な中高生への主権社教育を進めるトップの人材です。この進行役では、最適の人物でしょう。  この討論会に会場出席していた白川哲也市議会議員から提供していただきました。 まず、こうした企画をよく青年会議所が健闘し、実施してくれました。政治家の討論となると国会議員がもっぱら主役ですが、市政の討論では市議会議員が登場するべきであり、複数会派の代表が登場して主張を述べ、会場から質問を受け、各議員が議論をすると言うやり方が本来のものでしょう。真に、適正な企画でした。参加した市議会議員も真摯に対応したと思っています。 今回の方法は、パネリストがあらかじめ自分のプロフィールを提出し、提起されるテーマに関する公約や政策を明らかにしていました。参加者をそれを比べあうことが可能であり、そのやり方も適正であったろうと思いました。 与えられたテーマの、介護福祉で、待機児童の課題では、選挙の公約に上げておらず、「無し」と記した上で、若干の見解やこれまでの取組を簡略に紹介しました。別紙PDFにパネリスト 吉田つとむを掲載しました。 結果的に、私は介護に関しては何も述べませんでした。福祉の内容では、医療費負担を軽減する方法でジェネリックの課題を市議会議員として最初に取り上げたことを述べました。さらに、今後はジェネリックを導入して果たして財政負担が真の軽減に繋がったかの検証する時代になったと述べました。 待機児童の問題では、町田市も含めて、施設建設の方法が主体に考えられている傾向があるので、施設が不足する問題より、不足している課題の方が町田市の行政で重要課題だと指摘しました。前の決算委員会で初めて提起した内容であり、近隣自治体と比べ、そのその施策が遅れていることの克服が重要課題だと述べており、たまたま、決算委員会のメンバーが重なる議員が多く、比較的に理解してもらったと思います。参加者にメディアで言われていること、行政が優先していることと現実のずれを会場参加者にりあきしていただいたのではないかと思いました。 税の使い道では、いわゆる「箱もの」に関する議論が提起され、それを語る形になりました。町田市において、大型のホールを造る課題は市議会の住民請願を採択したことで一定の結論が出ていること、今はその判断を行政が全く継承せずに忘れてしまい、行政独自に検討したことで状況が不明になっていることを述べました。今後、いわゆる（自治会等）市政の代表でなく、各階層、生活者ごとにピックアップした人による検討が必要だと述べました。 配布のプロフィールでは、税金の使い道に対する見解で、正規職員の給与引き上げに反対としました。 会派が今回の改選後に結成されたことで、選挙の公約が会派に存在するはずがなく、今、保守連合の共通する施策として、野津田公園に大型スポーツ施設建設が進められていることに関し、（行政による建設費も運営負担も無い）民営の健康温泉施設（クアハウス）を提起していることを上げました。 個人では、① リニア中央新幹線開通(2027年)新駅設置に町田市も参加し、飛躍の時代を迎える。②町田市を中核市に移行推進＝「格式」を持つ自立都市をめざす。の2点を上げていましたが、ほとんど内容を述べる機会はありませんでした。 基本的な考えを問われましたので、不公平な施策の是正を上げ、その施策ではごみ袋を高齢者には無料で配布するバラマキ施策に反対していることも述べました。 さらに、上記の2点（個人施策の2点）を述べました。 これまで、市議会以外の場において、公開の形で市議会議員が議論をした経験が無く、今回、町田青年会議所が主催して、議論の場を設定していただいたことは大変有意義でした。しかも、開催時期が選挙前でなく、改選後約半分の時期であったことが最良でした。しかも、どの会派も欠員がなく、議論の場に登場し、各会派の特徴があって、真面目に論議が交わされたことは、大変な成果であったと思います。 改めて、難しいことを取り組まれた町田青年会議所とそのメンバーに感謝をさせていただくとともに、有能なコーディネイトであった硤合宗隆氏に敬意を表します。 来年以降も、参加市議会議員のメンバーが変わって、こうした議論の場の開催を継続していただきたい旨を主催者の方々にお願いしました。 |