町田市役所の武雄図書館に関する視察に関する請求資料と回答について 2015.12.20

 町田市は、東急田園都市線南町田駅の周辺整備を進めるために、「東急」と一体になった地域開発を行なっています。行政と民間業者が一体になって地域の開発を行うことに関して、お互いが公平で相互に思いやる立場で共同行為が出来るものか不明点があります。そのことは、建設常任委員会の発言おいて、東急電鉄と東急グループにおいて、課題が多い点を指摘しています。とは言え、南町田駅周辺において、東急の存在を無視して、あるいは意向を軽視して、今後のこの地域の動向を考えることは難しく、住民本位、健全な都市の発展を構想するべきあり方を見つめて行きたいと思うものです。

 その為には、行政は住民に対して不明朗であってはいけない、と言う視点で事態を見つめて行こうと思っています。

 この間、この南町田駅周辺整備に関して、民間業者をどのように入れるかを行政は検討してきたようですが、話題の武雄図書館に関心を示していることを知りませんでした。地域に図書館を作る意思がある旨のことは明らかにされていましたが、ツタヤ、あるいはC.C.C.とのこれほど近しく、接していたことは私自身何も知りませんでした。

 たまたま、ツィッター上で、町田市が武雄図書館に訪れていたこと、及び、その出張が東急と一緒であったと類推される向きがありましたので、関係する資料の請求を行い、別紙の回答を得たものです。これを見る範囲では、東急と一緒に視察を行ったかどうかは不明ですが、それを否定する要件を見出す方が難しいでしょう。

 資料請求して入手した情報は、一部非公開となっています。中身を見ていただくと分かりますが、一部と言っても連続して、680文字が非公開ですので、そこに重要な内容があるのでしょう。

 資料請求の文面は、以下の通りです。

「H25.11.21 町田市役所、東京急行電鉄(株)、(株)東急設計コンサルタント」 について
起案書、費用の明細、復命書、
上記の成果品(等)とその配布先、及びそれを使った会議の詳細等
上記の計画に至る経過の資料と説明(関係者の動向を含む)
CCC(ツタヤを含む)との協議日程、及びその内容

 受け取った資料の中に、東京急行電鉄(株)、(株)東急設計コンサルタントに関する記述は一切見当たりません。また、提供資料の一部を非公開とした理由に、「公開することにより事業の公正かつ適切な実施を著しく困難にするおそれがあるため、表示していない部分があります」としています。この解明も必要かもしれませんが、今の時点では、受け取った一部非公開の資料を、そのままオープンにするほうが優先されるべきと考え、入手早々に私のHPにアップすることにしました。以下、PDF文書

2015.11.20 町田市が行った「武雄図書館などの視察に関する請求資料について
2015.12.20 回答文書を含む資料一式 1.都市づくり部分
2015.12.20 回答文書を含む資料一式 2.政策経営部分
                                        町田市議会議員 吉田 つとむ  保守連合        2015年      市議会のページ  吉田つとむのHP