「第29号議案 町田市中小企業融資に関する助成条例を廃止する条例」に反対した、総務常任委員会質疑 2106.03.15

この融資制度の利用は2912年で532件、以降は減少傾向が出ており、銀行から直接融資が増加しており、プロパー融資の増加が1割に達している状況でした。

 他に行っている、6件の中小企業支援事業に合わせ、条例を廃止して、要綱に変えることで、融資の助成が迅速かつ効果的に対応したい、弾力的に実施できる という役所の説明でした。しかし、現状の融資助成の事業が滞る状況になく、むしろ、他の事業施策を含めて条例化する方が適切ではないかと指摘しました。
大きな施策の変更点は、信用保証料補助(上限5万円)を廃止する点でした。さまざまの事業費を削減する観点で行われたもので、長期間の利子補助は継続する ので比較的に影響が無いという説明でしたが、中小事業支援の事業が地方自治体の大きな事業の一つであり、今後、雇用や税金の納付の形で行政に戻ってくる事 業ではないかと私は述べました。

 上記の趣旨の観点から、私は反対討論を行いましたが、他に反対討論1件、賛成討論1件があり、市長提案は総務常任委員会に置いて賛成多数で可決となりました。