2016.03.15補正予算案の観光事業、シバヒロ事業の疑問点を尋ねる

 町田市議会第1回定例会総務常任委員会において、補正予算案に関して、観光事業、シバヒロ事業の疑問点を尋ねました。

 観光事業では、観光コンベンション協会に委託しているシティセールス事業に関して、町田市内外で開催されるサッカー試合などにシティセールス隊の動向が 不明だったので、尋ねると町田市出身アイドルグループは解散したとのことでした。それらは町田市観光コンベンション協会が行っていたことで、町田市として は感知しないというスタンスでした。私の記憶では行政からも大々的に町田市出身アイドルグループがPRされていたと思いますが、それはあくまで町田市観光 コンベンション協会の事業との説明でした。

 シバヒロ事業では、芝刈りなどの維持管理費分を町田市が町田市観光コンベンション協会に補助して業者委託が請け負っています。その上で、町田市が無料で 町田市観光コンベンション協会に貸し出しを行っています。協会はそれを各イベントごとに有料で貸し出し、事業費としています。つまり、「てら銭」的な収入 を得ていることになります。

 シバヒロ事業には大勢の人が集まっていますが、調査によると、4割の人がイベントの帰りに周辺の店に立ち寄り、買い物や飲食と行っているとのことでし た。私はイベントが自己完結型(その場所で飲食も出来る)の内容で行われており、来街者が増えても、店前通行量が増えても商店街商店の売り上げにはつなが らないと考えていますが、シバヒロの来訪者が商店街の客になっているという説明でした。総務常務委員会の場で、産業観光課の責任者が答弁するのでそれが事 実ならば、町田市の商店街は握ってなんの問題も無しと言えましょう。私はシバヒロのイベント事業の開催で商店街の客が増えているというのは、眉唾の解釈だ と思っています。

                                      記:町田市議会議員 吉田つとむ 保守連合

        2016年      市議会のページ  吉田つとむのHP