本会議最終日、議案を次々と電子投票で採決しました2017.06.26
議長が知らない、もちろん次第書が想定しない議事進行でした。議運の委員長は不思議な顔をしない、以下の議事進行に、結果が全ての本会議の議事でした。 本日は、本会議最終日、議案を次々と電子投票で採決しました2017.06.26また、動議も提出されましたが、否決となりました。議長としては、議会運営委員会において、2回の採決がある旨を説明が行われているので、動議は認め、その後の議案で採決が行われるものと思いましたが、動議自体が否決となりました。 私としては不思議に思いましたが、その後、会派内での意向が別のものであったとしか思いようがありません。本会議の採決を「異議無し」で諮ったわけではないので、このような結果が出ました。よって、その議員提出予定の議案は可否を問うことなく終わりました。 その他、議員定数の削減を求める請願は、提出済で審議中のものが請願者によって取り下げられ、別のものが提出されました。中々、同じ会期中に請願が出されるケースは珍しく、私もほとんど記憶にないことでしたが、最終日前日までに出されたものは、最終日に付託先を決め、閉会中の審査を行うことになっているとのことでした。よって、この請願は、新たな請願が提出され、閉会中に審議されることになりました。 閉会後、全国市議会議長会議員永年勤続表彰があり、私もその該当者でした。6人に議員が15年表彰の対象者であり、私が一人一人に手渡しました。次いで、私が20年表彰を受けたわけですが、殿村健一副議長より手渡しされました。 以下、当時のブログで、自分のコメントとして追記したもの。 会議の進行において、文書で動議の提出があり、それを議会運営委員会では全員が容認していました。 ただし、いざその動議の本会議の採決においては、そのの賛成者は少数でした。つまり、動議で議員提出議案を提出すること自体が退けられました。 まことに不思議なことであり、議事を進行する議長においては、次の議案の提出者の提案理由説明、質疑、討論と進み、採決となるものと想定していました。 この経緯は、議会運営委員会の出席者全員が承知していることであり、議会運営委員会に出席していた理事者もそのように理解していたはずのことです。議案が理事者提案に関係しないものであったので、理事者はある面淡々としていたでしょうが、議長としては事態が把握できない状態が瞬間的に発生しました。 インターネット中継のオンデマンドで昨日分の本会議中継を確認していただければ、議長の私がしばし、言葉を失い、現実を改めて再確認をしようとする姿が確認できるでしょう。 とは言え、目の前に起きている事態が正しく、言葉はきつい表現ですが、議会運営委員会の協議は一体なんであったのでしょうか。再度、不思議です。 もう一つの考え方として、多数の議員が動議の採決と議員提出議案の採決を取り間違えたのかもしれません。そうした風に考えるのが通常の理解であると思います。 いずれにしても、議長としては、大いなる戸惑いの念を持ちながら、その採決の数字が正しいと判定した次第です。 他の市議会では、こうしたケースはまずないのではないでしょうか。町田市議会は、本会議の議決を終えてみないとわからない面白さがあると判断する次第です。 記:町田市議会議員 吉田つとむ 保守連合 2017 市議会のページ 吉田つとむのHP |