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視察報告書 町田市議会 個人視察(保守連合) 吉田つとむ 
視察先 清渓セミナー スクワール麹町  
実施日 平成271028 
講座Ⅱ 対談「権力とマスコミと霞が関」【講師:古賀茂明(元通産官僚、フォーラム4代表)、講師:福岡政行(白鴎大学教授、清渓セミナー常任講師)

 この両者の洞察力と記憶力を再認識するものでした。さらに、古賀茂明先生は、今後の政治的な位相で、空洞化した「改革、ハト派」のポジションがあることを提示されました。

 内容が政局や政治も絡んだことでしたので、以下の記述は控えることにしました。
 私は、この講座Ⅱでは、司会を担当しました。 

この清渓セミナーは、超党派地方議員が自主的に関わる実行委員会形式で運営するために、司会や進行を支える役目を担っています。この年は、このパーツで司会を担当していますが、もっとバックヤードで運営に参加する機会の方が多くなっています。参加メンバーでは、参加歴も年齢の老兵ですので、バックを務めるのが似合っていると思っています。 

講座Ⅳ「弱体化する議会 さまよう自治」

 重要なテーマでしたが、この時間帯は、町田市議会建設常任委員会のメンバーは全員、日比谷公会堂で開催された「東京都道路整備事業推進大会」に出席の為に半分以上の時間に参加できなかったので、内容を割愛します。

 第20回清渓セミナー2日目〈1029日)講座Ⅴ

:福岡政行先生の講演で辺野古はマイナス300%で可の認識に会場内から反発がありました。

 沖縄の普天間基地を辺野古に移すことに関して、福岡政行先生の見解ではマイナス1000%のものをマイナス300%にし、普天間周辺の危険度を減らす事が何より重要だと言うようでした。今回は沖縄県の参加者もあり、さらに新しい参加者もある中で、福岡先生が、長期間、沖縄を行き来しているとしても反発があって当然でしょう。もとより、長期間のお付き合いをしている私には、福岡先生が言われる政治選択しかないことでその提示をされたのではないかとも考えられるし、抽象的なことを述べたとしても説明や答えにはなれないと思われての発言でしょう。

<関係する追記>

セミナー2日目の終了後、たまたま、沖縄県の参加者の方々数名と一緒に食事の機会を得ました。宮城県丸森町の渡辺前町長も一緒でした。それぞれの見解は別として、私が思ったことは、

沖縄でいま起きていることは、「普天間移転」の重要度の是非のことなのか、あるいは普遍的に基地があることに生活が成り立っているとされる状況に納得がいかないことか、あるいはオスプレイの進駐時にそれに反対した人に対して、「売国奴」、あるいは「非国民」と非難を受けたことか、おそらく、後者の主張に対して、大きな反発が起きているのではないでしょうか。

国に逆らって沖縄が生きていけるのか、あるいは、中国の進出を傍観するのかと言う本土からの高圧的な対応があります。「今度は、本土にリスクを背負ってもらいたい」と言う思いはどこまで強固なものでしょうか、少なくとも本土の思いより、はるかに高い思いでしょう。

 中国の圧力に日本が十分に対峙しなかったのは、本土政府の失策です。沖縄になんの責任もありません。私は、自分にできることは何なのか、振り返っています。地域では、厚木基地の騒音問題が重要問題とされ、その軽減の主張が繰り広がれています。ずいぶんと位相が異なります。 
記:町田市議会議員 吉田つとむ 保守連合

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