町内会・自治会補助金の一部復活
  (03/06/25)

 2003年6月議会の文教生活常任委員会の審査(6月19日開催)において、町内会・自治会補助金を質疑しました.

当初予算ではゼロ査定であった町内会・自治会補助金が、地域活性化事業補助金として、補正予算案で一部復活しました。

 従来は、地域住民の地区連合会「運動会」行事に、それぞれに補助金が支出され、賞品などの購入に当てられていました。しかし、そうした運動会は市内全域で行われていないことから、他の地区ではその支出に肯定的でない意見もあったようです。

 今年は、その当初予算でその補助金が全額カットされており、地域の町内会・自治会では随分と不満が出ていました。われわれのそうした地域の声を聞いており、行政に対して機会あるごとにその声を伝えました。

 文教生活常任委員会の市民部審査で、私はまずこの町内会・自治会補助金を質疑項目に取り上げました。

 「地域の声をくみ上げ、予算復活をしたい意義は認める。しかし、その金額は以前に比べると、どのくらいになっているのか」と正しました。

 説明では、以前に支出されていた金額は約460万円であり、今回は200万円としていると答弁でした。これでは、実質的に半減以下であり、旧来の運動会事業はまったく形態を変えるほか無いことになります。

 私は、「以前の市長の説明では、新規の制度で事業費は増額となっているとの話であった。実際には減額になっているではないか」と迫りました。
 
 とにかく、事業を展開した上で、今後の見直しがあることを期待して、質疑を結びました。

(追記) これからそれぞれの地域でどのような計画がなされるか、これを機会に従来の運動会というあり方がほとんど無くなっていくのか、注目をする必要があります。