会派の決定と本会議対応(予算案の反対者出現)
008.(03/07/14)
(2003年6月議会の掲示板関係記事を転載編集しました)
<見だし>
1. 市議会が閉幕、予算案討論あり
2. 会派の決定と本会議対応
3. 市長は、本気で庁舎建設
1. 市議会が閉幕、予算案討論あり
町田市議会6月定例会が閉幕しました。6月30日の最終日議会では、市長提案の補正予算の議案に、共産党議員が反対討論したほか、うちの会派議員の一人(渋谷武巳議員)が、反対討論しました。他にも、反対者がでました。本庁舎問題に関連して、会派全体に同調できなかったものです。
議長を除いて、うちの会派では、2名が反対でした。議員全員では、10名が反対でした。ちなみに、吉田つとむはこのリース方式の増設庁舎建設に賛成しました。若干の疑問点も持ちますが、イエスかノーかの選択をすると、イエスの判断をしました。
以下、仮の問題ですが、この先、本庁舎移転の議案が出たとすると、そのとき、12名が反対の側に立つと、移転の議案は成立しないことになります。果たして、市長はどのような形で、新庁舎建設の方針を打ち出してくるのでしょうか。
2. 会派の決定と本会議対応
議会では、会派拘束(党議拘束と言う言い方もありますが、通常、議会では会派)というものがあります。
他の会派の場合は、正確にはわからないことがりますので、基本的には自分の会派ーーまちだ新世紀のことを記しましょう。
われわれは、1件ごとの議案に対する態度をどのようにするか、何度も議論を重ねます。
1 市長から提案されるもの
2 住民請願のもの
3 議員提出議案に係わるもの
自分のところが提案するもの
他派が提案するもの
関係議員で提案するもの
最初に問題として取り上げたとき、他派の動向、成立の見込み等、いくつものことを検討します。
会派はまとまってこそ力を発揮するというのが基本です。上記の3項目のどれにでも、会派所属議員が一致して行動するのを目標とすえます。
そのために何度も議論します。特に、われわれ最大会派は、短兵急な結論をださないケースが多いかも知れません。なぜなら、われわれの判断で、事態の推移が逆転しかねないためです。
<この記事に、閲覧者の意見がありました>
老婆心ながら、この”最初に”の前に、市民に取って有益である
事が入っているはずと思います。
<以下は、基本的なスタンスとする、私のレスです>
ご指摘の考えは十分に考えているはずだと理解しています。
議案や意見書は、それぞれの提出者が「これこそ、市民に取って有益だ」と考えて提出するものでしょう。
そうした中で、党派や歴史や地域性などによって、見地や対応が異なる可能性があると考えます。
現実には、かなり意見がことなることがります
3. 市長は、本気で庁舎建設
「広報まちだ」(2003年7月11日付け)では、第2部を作成し、別刷りのおりこみ広告が入りました。その日は、我々が会派の視察に出かけている最終日のことでした.
その日は疲れて、町田市に戻ってからは新聞を読み損ねていたため、市の広報まで読み落とした次第です。
それは、<町田市庁舎問題検討委員会 「当面おまとめ」についてお知らせします> というタイトルのものです。
移転を最優先とすべき見地がちりばめられており、寺田市長は庁舎建設に一直線と見られます。
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