視察(京都市東山区)・参議院議員選挙にあわせ、電子投票の模擬投票

1. 期   日  平成16年7月11日(日)

2. 視 察 先  1. 京都市東山区
           参議院議員選挙 電子模擬投票の実施状況

3. 参加者氏名
   吉田 つとむ(自由民主党会派視察・単独)→下段の段落記事参照


<概要>
電子投票は、模擬投票形式で実施

 平成16年7月施行の参議院選挙では、初めて電子投票機を用いた電子投票が行われる見込みでしたが、最終的には間に合いませんでした。

 ただし、総務省の委託により、過去に電子投票の実施例がある2個所の自治体において、比例代表区選挙の電子投票の実証実験が行われることになりました。一つ目は京都市東山区で、二つ目は宮城県白石市です。ただし、今回は、候補者の多い比例代表選挙での投票状況を実証実験することを目的とされたものでした。

<所感>

 この実証実験では、期日前投票は行わず、当日のみの模擬投票となりました。ともかく、こうした実験を含め、電子投票と名につくものは、現地の取材活動を全部の個所でチャレンジしたいと考えました。

 京都市東山区と宮城県白石市を同時に訪問するのは、基本的に困難なことです。私は、なじみ深い京都市東山区の電子投票見学を行うことにしました。参院選投票日の7月11日に京都市東山区の4投票所で電子投票機を使った模擬投票を実施され、それをそれぞれに現地で視察しました。

 実際には、通常の参議院選挙の投票所の場所に隣接した形態行われたのですが、その場で電子投票の受付ラインを避けることも可能な設定がなされており、その投票を避ける人も大勢出ていました。

最も、有権者にとっては、前年の市長選挙で電子投票を行った経験があるとはいえ、その比例代表区選挙の電子投票の実証実験参加は任意であり、あえて、そうした手続きをとるのが面倒だったのでしょう。

そのため、この電子投票の模擬投票を行った有権者は、実際の選挙に投票した人とかなりの違いを見せるものでした。

その結果、本当の政党名や有権者名を入れても意味がなく、あくまで仮想の選挙として行われました。

<追記>

 その日は、他の日程も入れており、限られた現地訪問日程しか取る予定がなく、そのため、この視察では事前の計画段階で、一切の公費負担を請求しないとしていました。

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