2 私の現地ルポを手伝ってくれた人々
 
○ 議員視察は、どうしてやるか
 
 また別のネットの友人議員より、「吉田がどうやって、岡山県新見市の電子投票にやってこれたか?」という書き込みが掲示板にあり、私は、次のように答えたが、原文がその主旨に答えているものと思えるので、その文言をできるだけ生かしてそのまま引用したい。

 <吉田のHP記事書き込み発言>
 「まず、相手の自治体には状況を聞かないことです。聞けば、相手の人は、議員はうるさいので面倒が起きると大変だ,と考えられるでしょう。
 そこで、自分のネットワークを利用させていただきました。岡山市の羽場頼三郎議員のお世話で当地に向かいました。さらに、隣接する自治体の阿哲郡哲多町」の羽場純三副議長にも、現地でお世話になりました。
 3,000人の人がここを訪れているそうですが、おかげでホテルもしっかり確保されています。」(以上、HP掲示板書き込みの引用)

○ 取材の事前行動

 6月23日
 平成14年6月22日朝、岡山市のインターネットの友人宅から、新見市に向かった。前記の岡山市議の羽場頼三郎さんは、その岡山県境の新見市まで、一般道でお送りいただいた。大いに感謝するものであった。

 新見市中心部に入る時点で、岡山県阿哲郡哲多町議の羽場純三さん(副議長・岡山県阿哲郡)と合流した。この方は、新見市の地元紙「備北民報」(週6日発行)の記者もされたことがある方であった。ということもあり、この新見市には、無数の友人・知人も多くあるようでああった。

 その羽場純三哲多町議には、地元の美味しい「鮎料理」をご馳走になった。選挙応援で行ったのであれば、こうした時間も食事もないのだが、今回はあくまで電子投票の取材と言うことで、何から何まですっかりお世話になってしまった。ありがたい次第である。

その後、その「備北民報」本社で、地元新聞社編集者の方に取材した。新聞記者さんに対して取材とは、誠に厚かましい限りであり、選挙の方法、投票・開票の進行次第と、現場を見学できるかどうかの相談を始め、いろいろお聞きした。地元の新聞社と言うことで、基本的にそこでの話題はオフレコとしたい。

 新見市の電子投票記事をいずれじっくりと書くため、その「備北民報」紙のバックナンバーと、これからの発行紙の送付を依頼して立ち去った。
 
 < 備北民報 >
発行 備北民報
日刊(週6日発行)、月ぎめ配達1,990円 (郵送料金 2,100円)
本社 岡山県新見市高尾2485−8 電話 0867-72-0678
   FAX 0867-72-6911

 せっかくの現地訪問ですので、宿泊先の近辺に投票所を探しました。すぐに、中学校の投票所がありましたが、もちろん、しっかりと体育館には鍵がかかっている様子でした。また報道関係者入場口があり、すべては6月23日の投票日を迎えている感じでした。

 なお、現地のホテルはすべて満室!!メーカーの技術陣、メデイア記者、自治体関係者などなどが中央から押しかけ、「市」始まって以来の人員を集中させているようです。私は、前記の羽場純三議員の手配で、無事ホテルを確保できました。
    
○ 街の様子を聞く(タクシー、電子投票饅頭、電子投票記念弁当)

 現地では、タクシーが最も優れた移動手段であるが、電子投票の当日は、そのタクシーは、ほとんどメディア関係者に利用を押さえられている。メディアではハイヤーをチャーターしているところもある。
 そうした状況下、結構、歩きをすることも起きてくる。しかし、タクシーの運転手さんほど、選挙の話は詳しい人も少なかろう。町田あたりでは、選挙のことを話題にしても、神奈川県の運転手さんも多く、チンプンカンプンの時も有るの違い、新見市の場合は「その皆さん」が選挙通である。

 現地では、まず「電子投票饅頭」を買い求めた。目に良いとされる「ブルーベリー」を入れた饅頭だが、その記事は、リアルで表現するために、当日のHPの書き込み記事を転用したい。

 <吉田のHP記事書き込み発言>
岡山県新見市の銘菓紹介 吉田 つとむ - 2002/06/23(Sun) 14:42 No.1248
「とりあえず、名物の「電子投票饅頭」を買いました。もちろん初めてのものです。一ヶ、お店でご馳走になりました。ちなみに、「電子投票饅頭」を製造販売するのは、「さつき屋」さん(TEL0867-72-2177、FAX0867-72-2178)です。 

この他,電子投票記念弁当が、大阪屋(TEL0867-72-0218)から発売されました。 吉田はまだこの時間まで、食べる機会がありませんが、政治評論家の宮川隆義氏は美味しく食べていました。宮川さんが、その弁当の中身の紹介文を読みながら、美味しく食べていました。 現地の必須項目として、吉田の現地からのコマーシャルでした。」

 追記:この「さつき屋」さんのご主人と、哲多町議の羽場純三副議長は大変顔なじみで、われわれが試食している最中に、わざわざ工場から顔をだされた。こうした土産品が全国にで回るように祈念したい。
 ちなみに、私は20歳台の10年間、各地の観光地のお土産やさんに「博多人形」を卸で売って周る営業マンだったので、お土産品の品評はプロであった!
(6月30日、意味が変わらない範囲で文字の訂正しました)

1 日本初の電子投票を現地で見る
2 私の現地ルポを手伝ってくれた人々
3 市役所職員の頑張り
4 死闘を制した、電子投票メーカー組合
5 開票作業
6 電子投票時代の選挙運動
7 私の、電子投票の一般質問内容(平成13年)
8 私が受けた取材
9 参考資料