電子投票: 電子投票の投票とそのトラブル対応
(04/1/3)

 この記事は、次の記事に続くものです。ご参照ください。
(03/12/31) 電子投票: 自動バックアップとミラーリング

<見だし>
  Re: 技術者が立ち会うこと - ザトペック 12/29-23:07 No.3748
  電子投票の投票とそのトラブル対.. - 吉田 つとむ 12/30-10:43 No.3753
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Re: 技術者が立ち会うこと - ザトペック 12/29-23:07 No.3748

>  投票所においては、投票管理者と立会人が、厳正な監視を行って、公正な選挙が実施されないといけません。そのためには、電子投票と言えども、その操作や監視がシンプルなシステムで無いといけません。

手書きの投票の場合、渡される紙は1枚ですから1票しか投票できません
同じ事を実現するのは、磁気カードを使えば簡単です。即ち1回だけ投票できる書き込みをした磁気カードを投票所受付けで、案内ハガキと引き換えに渡し、この磁気カードを投票機に入れることで、1票を行使できる。一票を行使したら、磁気カードは記憶をクリヤされる。この使用済みカードは回収し再度書き込みをして次の有権者に渡す。この様にして、一票の重みは、
守られるのである。
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電子投票の投票とそのトラブル対.. - 吉田 つとむ 12/30-10:43 No.3753

 電子投票で、1人が1票を投票する原則を保障し、それを投票の終了まで維持するべきです。

 そのためには、電子投票機が故障しないように務めるべきであり、どこかに故障が発生しても、それをカバーする方法が必要です。

 投票において、
1.入場者の確認と投票カードの発行を確実に行う。
2.投票カードのトラブルが少ないタイプであり、トラブルが発生した際に、その代替手段が確保でき、トラベル内容が後で解明できる方法が取ってあること。
3.投票カードの使用が投票1回のみで、投票が出来ない仕様(投票後に、その使用済みカードを回収し、新たに投票出来る書き込み行った後、次の入場者に使用する)方式になっていること。持ち帰っても、他の投票所では利用できないこと。
4.投票の秘密を厳守するために、投票者が人にたよららず、投票できるシステムになっていること。
5.投票が開始したら投票の終了まで、何人も投票機の中身をいじらないこと、トラブルの発生時には、投票管理者と立会人が共同で、そのトラブルの状況を確認する。あくまで、投票機内部や投票データが入った記録媒体をいじらない原則を確立する。

 上記のことは、電子投票における投票所における原則と考えます。問題は、トラブルが発生したときに、その情報開示を行う準備をあわせて行う準備態勢をとっておくことと、投票機の構造がトラブル原因を簡明に判別できるようになっていることが必要でしょう。
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