2015.02.09 梅田 史夏 第1回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

 
            第35期研修生 梅田 史夏 慶應義塾大学1年生

≪本日の研修内容と感想≫

 今日は面接のみの予定でしたが、早速研修に参加させていただけることになりました。 お話を伺ったのは町田市選挙管理委員会事務局課長の山之内さんです。テーマは18歳選挙権。現在、国会内での成立は確実で早ければ来年の夏から18歳以上選挙が実現するそうです。

 
 未成年である私にとって非常に興味深い内容です。私は人生の8年と数ヶ月をアメリカで過ごし、高校もアメリカの現地校を卒業しています。アメリカでは18歳になると選挙権が与えられます。そのため、社会科の先生は毎日のように「18歳になったら必ず投票にいきなさい」と口を酸っぱくし、また授業内では模擬選挙が積極的に行われ、実際の大統領や連邦議会議員の選挙演説のビデオを見て意見を言うような機会が頻繁にありました。そのような環境の中で育った私にとって18歳=大人ですが、日本で18歳選挙権制度を導入するにはいくつかの課題があるそうです。


 一つは政治や選挙についてどのように若者への意識付けをしていくかということです。具体的に市では模擬選挙を踏まえた出前授業やビラ配りなど様々な取り組みなどを行っているそうです。二つ目は憲法改正の国民投票や親の同意なく結婚できる権利の年齢との兼ね合いです。選挙権が18歳で与えられるようになると、「成人」の定義がいっそう難しくなりそうです。個人的には少年法の上限年齢にも疑問を持ちます。

 未来を生きる私達にとって、政治や選挙は非常に身近にあるものだと改めて感じました。

                               慶應義塾大学1年生   梅田 史夏(第35期研修生)
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2015.02.12コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ 

 梅田史夏さんは、吉田つとむ 議員インターンシップ 35期生の3人目の研修生として参加しました。しばらく前に申し込みを受けていたのですが、のっぴくならない事情が起きて、初参加が2月9日になりました。

 短期の海外留学や海外旅行を経験した研修生は多いのですが、本人がつい半年前まで海外で暮らしていた学生のインターン生の参加は初めてのことです。これまでに英文科や国際交流学部の学生は多く参加しており、今後、それらの学生や社会人とも面談する機会があればと思っています。

 さて、今回は選挙管理委員会を訪ねまました。選挙権が20歳から18歳に引き下げられる見通しになったからで、現実にその業務を行う部門を訪れた次第です。日本でも、今後、大学生の全部と高校生3年生の当該誕生日の皆さんが選挙権を持つことになり、私にとっても非常に関心があることです。そうした状況下、18歳選挙権と、そのための学習を現地アメリカで見た、梅田さんの存在は貴重なものと思っています。

 早速、コメントをつけ、アップしました。なお、別のインターン生である矢島 宏友希君の、 明治大学新3年 矢島 宏友希(第35期研修生)のレポートと対比してください。
 
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