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2020.12.5記載:一般質問:中学校給食の今年度実績と今後の方向性

今期の一般質問では、「中学校給食の今年度実績と今後の方向性」を尋ねました。今期は30%の喫食率を目標にするという設定で、様々の広報手段と多大な宣伝費をかけて実施したにも関わらず、現実は0.5%前後増えて10%に達した程度に過ぎない状況です。彼らは、その実態を前にコロナ感染症によって政策実現が困難であったかような説明をしました。そこで、私は、以前から指摘をしていたことで、「そもそも目標値が現実に即していない」という批判を行いました。

 現状の中学校給食でも、無料で行った試食実験の結果では、70%の生徒が喫食しています。現行、半額の補助があって、1食310円で提供しているにも関わらず、この10%程度の喫食率しかならず、それでは、200円、100円として場合、どのような喫食率が推測されるかと問いましたが、まるで答えは出てきませんでした。つまり、今の中学校給食弁当の継続、取り分け発展は難しいというスタンスになったと思われます。

八戸市の学校給食、この日はパン食でした。汁物はあたたかいまま食缶で運ぶ。

 このような状況下、町田市は新たな中学校給食の提供方式を検討するため、町田市学校給食問題協議会に諮問していました。議会側では、これまでにも様々に改善点を提起してきましたは、もちろん、保守の会も、事態を打開する提案(無料試食実験等)をしてきたところです。来年度には、新たな方向を切り出すことになります。メンバーを観ると、立派な教育界の方々が委員に並んでいますが、期待するのは、有識者が委員になって全てを論議するのでなく、これまでの中学校給食弁当を利用していない生徒、あるいはその親の声が半数は入って直接その声が反映されないと、現実の起きている問題の解決には至らないという趣旨を述べました。

 合わせて、私たちは現状を改善するべく、他市の例(青森県八戸市教育委員会)や、同地の自衛隊を訪れて試食してきた体験を簡明に述べました。報告書で述べていることですが、八戸市では食缶使った温かい給食を、給食センター方式で提供しています。また、同地の自衛隊では施設内で自前の給食を提供していました。

 今度の取り組みでは、利用者である中学生に人気を博せる継続的な中学校給食が提供をされるように図られるべきであると思っています。
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