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私の個人質疑(中学校給食利用促進事業)について2020.3.24

昨日の本会議で、個人質疑を行いました。その一つに、予算にある「中学校給食利用促進事業」を尋ねました。

(視察先八戸市の学校給食、この日はパン)
(八戸市の給食センターを視察、終了後に給食試食体験)

「弁当容器の入替で、汁物を含めた保温は可能か」と問いました。町田市は(温かい)汁物の提供をする考えはなく、旧来の方針を踏襲する方針が表明されました。食器には、耐熱性の容器が持ちいられるとのことであり、電子レンジでの使用は可能かと改めて問うと、それを目的に導入したものではないとするものの、不可能ではないという解釈ができました。

 要は、外部委託業者による弁当方式が不人気の一番の理由は、「温かいものが食べられない」、「量が調整できない」とされていますが、これらを抜本的に解決しないと、利用者を激増することはなかなか難しいでしょう。

 保守の会が無料試食実験を提唱し、教育委員会が中学生に無料試食会を実施すると、約80%の生徒が利用することが明らかになりました。

 事業の目論見では、また、私に質疑に先行した村松議員の時に、本年度中の喫食率の目標を30%とする答弁をしていました。以前に50%を長期的な目標にした考えを述べたことあがると思い、その数字との関係を問うと、今期目標の30%のみを再確認をしました。

 私はその30%の目標と言うのは、現在が10%の喫食率に過ぎず、かつ、無料の試食会をやっても20%の生徒は家庭の弁当を持ってきており、1年間で3倍に喫食率を目指すことになり、(現行と同じような給食方法で)本当にそんなことを目標にしているのか、町田市内の委託業者が撤退しているが、町田市教育委員会の方針は、委託業者と十分に話し合ったものかを聞くと、業者はそれを供給できる趣旨のようでした。私の本当の問いかけの意味は、「委託業者は、本気で生徒さんにそれほど売れると思っているのか」という意味でしたが、私の密かな真意は全く伝わりませんでした。*民間企業では、担当者が社長やそこまで胸を張って成果を示し、株主に向かって経営者がその目標数字を展開するものです。1年後にどんな結果を示すのでしょう。役人の方は、こうした決意を公式に述べられても、マイナスの場合に責任を負うようなことを見た試しがありません。さて、その時には、どんな弁明が行われるのでしょう。

八戸市の学校給食は、この日は珍しくパン食でした。センターで造り、汁物は当然あり、二重食缶で運ばれる
 さて、町田市議会の中には、中学校給食の有り様について、大きな分断が生じているように思います。

 ◎何が何でも、町田市のやることを支持したい議員
 ◎10%の喫食率では学校給食に値しないので、改善に主体を置く議員
 ◎小学校給食と同じものを求めたい議員

 おおよそ、この3つに議員の思考がわかれていると思います。それ以外に、家庭弁当が正しい、あるいは理想だとする複数議員がいます。

 現実の議員は、町田市の方針を支持するか、反対するかの選択しかありません。とは言え、市長・市議共に改選まで半分の2年間を切りました。

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