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若者育成の街・交通文化都市

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委員会討論 第7号議案 一般会計予算案に反対2020.3.26

建設常任委員会
●討論 第7号議案 一般会計予算案に反対しました。今回は、原稿を予定しましたので、それを記載しました。
 (仮称)国際工芸美術館建設、縄文時代遺跡整備を主目的にした芹が谷公園整備に反対する立場で討論する。


  反対の趣旨を述べる。
  この施設の収蔵予定の工芸品は、
  ●(仮称)国際工芸美術館の国際とは名ばかりで、ボヘミアングラス、中国、東南アジアの陶器、それに、一般の関心を引きようもない、中国の鼻煙壺、それに日本の大津絵の類である。どこが国際と言う名に沿ったインターナショナルなのか、グローバルなのか不明な作品群を持つに過ぎないものである。
●町田市の古来伝承文化、芸術にゆかりが無い(保守的な歴史性が欠如)
●町田の文化を象徴する人物の作品がメインになる予定が無い
(地元の一流作家、クリエーターの作品が欠けている)
●町田市の文化産業の発展になる計画が無い
(地元の産業育成の観点を全く欠いている)

 現代文明の観点で述べると、町田市はゲームクリエーターの田尻智さんが育った、その技術や時能を習得した都市である。田尻さんは南大谷の都営アパートに住み、心豊かな小学生時代を過ごし、さげすまれた中学生時代を送り、自身で密かに、ピカチュウでなじみのポケットモンスター、いわゆるポケモンの基礎を生み出す、ゲームの研究に没頭してきました。
すなわち、デジタル分野で一大産業と呼べる規模の企業、事業を営んでいます。
 南大谷の都営アパートに長く居住した、田尻智さんは、高ヶ坂、本町田、原町田あたりを生活圏にする中で、この偉大な芸術品、あるいは工芸品を生み出したわけです。そうした独自の文化、地域に育ったインターナショナルもの、あるいは人に学ぶ、勉強する館に転換する必要である。

遺跡の在り方から公園整備の趣旨として、「町田市歌」にも出てくる高ヶ坂遺跡の石器の文明を対象にした研究・研修の場が相応しい。

地元の高ヶ坂の牢場遺跡は、「敷石住居跡」として知られる、地元旧南村の小学校の校長先生という教育者であり、研究家が発掘したもの。

日本で最初に発見された「敷石住居跡」であり、日本の石器時代文明を解明する基礎になったものである。芹が谷公園内の遺跡全体が石器時代文明の今に伝えることを対象にした建設であれば理解し得るものである。
 それを縄文時代遺跡の公園と称するのは月並みであり、将来の町田市の中枢的機能を果たす公園の有り様として適切ではない。

(牢場遺跡の建屋)

以上の理由で、第7号議案 一般会計予算に反対します。

(前日、25日の常任委員会開催日に、インターン生と議員表示板前で撮影)

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