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議員ボーナスの減額案は多数派が審議させず、拒否2020.11.30(続編は下段)

 保守の会では、第2定例会において、議員のボーナス削減(20%)を決議案として提出しましたが、あっさり否決されました。その理由として、多数派は政務活動費の半減と視察の取り止めで済ませるとする見方でした。(全員賛成)。つまり、直接の削減を行う方法を取り入れる必要はないとする方針でした。

 その後、国家公務員のボーナスを削減する人事院勧告が出され、国会で可決される状況に合わせ、東京都、町田市も同じ内容で削減されることになりました。マイナスは過去に訴求しないという理由から、査定日である12月1日以前に決することが必要になり、町田市議会では、定例会初日の11月30日の職員・市長とは、別個に同率の削減を行う条例改正の提案を保守の会(共産党が追加署名)で行いました。

 しかし、議会の多数派は、私たちが提案する議員ボーナスの引き下げ案自体を審議する動議案を多数決で否決しました。つまり、公の議会で論議することをしたくなかったということです。賛否は別にして、議案を審議するのが議会の役割と思っていますが、それを簡単に葬りされました。現下の世情に合わせて、自らを削るのは政治家の責務だと思います。この意見は、議会審議を無視されましたが、市役所職員や一般の市民の方々はどのように判断されるでしょうか?


 なお、この議員提出議案は、ボーナス支給日の日程上、動議で提出したことで、議案自体を議題に上げないことになり、議案提出を撤回する手続きをすることになりました。議員として、実に悔しい思いです。

提出議案(議員ボーナスの削減案)を動議段階で否決(つぶされ)され、自ら撤回願を書かされるという不名誉について2020.12.2記載



 職員のボーナス引き下げに伴って、議員のボーナスも削減するべきだとして、定例会初日に提出した議員提出議案は、動議でその日の決定を求めていました。11月30日までに議決をしないと、ボーナスの削減はできない(マイナスはさかのぼって、徴収できないルール)があり、通常通りに最終日(12月23日)の採決とするわけには行かず、動議によってその日の採決を求める形になりました。経過は、以下の通りです。
 なお、議員提出議案第22号の表題は、町田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例
 議員ボーナスの減額案は多数派が審議させず、拒否2020.11.30 

 さて、こうして私たちの議員提出議案が「没」とされたわけですが、すると、自ら提出した議員提出議案を撤回して、取り下げる形になります。つまり、自ら提出した議員提出議案第22号の「撤回願」を議長に提出する羽目になりました。

 戦争で言うと、実質は絞首刑の処刑に相当します。いや、そうした明るみで行われる処刑ではなく、人知れずに行われる暗殺みたいなものとも言えるでしょう。この事前に文書で準備し、議会運営委員会で審査順序も協議されたものが、この理不尽な「撤回願」という形式になるわけです。当日は、あまりにも悔しく、怒りがあふれ出て眠れませんでした。
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