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2021.02.10多摩ニュータウン環境組合議会、発言内容と工場内見学

多摩ニュータウン環境組合議会の定例会が開催され、質疑をしました2021.02.10

 本日、多摩ニュータウン環境組合議会の定例会が開催され、予算案に関して、数点の質疑(2回)をしました。多摩ニュータウン環境組合(管理者:阿部裕行 .多摩市長)と言うのは、多摩市の全域、八王子市と町田市の多摩ニュータウンのエリアのゴミ処理を扱う清掃工場です。

 質疑の内容は、収入(雑入)にかかわるもので、売電の電力料金収入が見直しでどのように変わったのかと言うことと、鉄屑の売却代の増収がどのようになったのかと言うものでした。まず、(ゴミ焼却による)発生した電力の売電は入札で行われており、日立造船が販売先で、前年度の予算編成時はキロワット当たり8円、実際の契約単価は?円であり、今期はその金額を見込んだというものでした。ちなみに、多摩清掃工場が購入する電力料金は、買電価格は15円となっているとの説明がありました。過去5年分の実績をもとに積算したとのことでした。電力自由化の利点でしょう。
 こうした収益増で、構成市の負担軽減につなげるとのことでした。

 また、もう一つの質疑は、鉄屑等売却代の増収の内容を尋ねました。小型家電破砕鉄が冒頭に書いてあれ、新型コロナによる生活様式の変化による巣ごもり需要の増大が一番の理由かと問いました。すると、それも含まれるが、一番の増大理由は「落じん灰」を売却することによるというものでした。会議の終了後に、施設内を見せていただき、その落じん灰の説明を現物でも見せていただきまさいた。(続く)

焼却灰を搬送するライン

焼却灰の分離で有用資源化を図っている2021.02.11記載

2021.02.11
 昨日は、多摩ニュータウン環境組合議会が開かれ、第1回定例会で予算や条例案などが審議されました。いくつかの疑問点があり、質疑を行ったことは、昨日の記事で紹介した通りです。本日は、そのやり取りの中で出てきて、落じん灰について、もう少し記したいと思います。実は、清掃工場で発生する焼却灰に関して、会議後、残って勉強させていただきました。

 つまり、焼却灰を分離することで有用資源化を図っているというものです。2021.02.11記載

 以前は、各市の清掃工場(町田市リサイクルセンターなど)で発生する焼却灰を各市とも自らのエリア内で埋め立ていました。今から20−30年前頃には、当初の日の出町の谷戸沢処分場や、その後の二ツ塚廃棄物広域処分場で埋め立て処分が行われてきました。今から、20年ほど前には、太平洋セメント(当時の日本セメント)が焼却灰を使ってセメントを作る技術を開発し、その処分場に隣接してエコセメント工場が設置され、現在も、焼却灰の搬入、資源化が行われいるところです。

下には、ピットが見える。手前がs重い落じん灰のピット
 その焼却灰には、金属類も含まれており、より重い性質を有していることで、灰の保管用ピットを区分して、より重たい落じん灰をまず取り出しています。その他は、主灰、飛灰として、上記のエコセメントとして再資源化されているわけです。では、より重たい落じん灰はどうするかと言えば、有用な金属類を含んでいることから、金属再生資源として売却されており、環境政策で5年間の固定価格が保障されているという話を伺いました。

 関連のユーチューブ動画、吉田つとむ発見動画チャンネル
多摩清掃工場の焼却灰のピットで落じん灰を見学

清掃工場見学:焼却灰の主灰と落じん灰、分別で資源化向上2021.02.10

多摩清掃工場の内部:焼却灰の搬送ラインの中2021.02.10


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