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2022.3.28-2 一般質問:プラスチックの資源化について

 私が住んでいる南地域では、容器包装プラスチックのゴミをピンクの収集袋に入れて、排出していますが、町田市全体の実状と今後の展望を問いました。

 質問項目は、以下の3問でした。
1) プラスチック資源化の取り組み計画は元来 どのようなものであったでしょうか。
2) その資源化事業で、現在まで実施している事業の経過と現状はどのようなものでしょうか。
3) その資源化事業で、施設整備の新規取り組み状況はどのように進んでいますか。

 この期のインターン生と壇上で記念撮影

 答弁によると、
 容器包装プラスチックの分別回収は、町田市の南地区では2016年度より開始し、週一で実施しており、域内に中間処理施設を設置し、430tを処理して、資源化を図っているというものでした。また、市何の他の2か所に中間処理施設を設置する予定だが、地元の了解と土地買収に時間を要し、相原地区に2025年度に、上小山田地区に2027年度に開設予定しているというものでした。

 再度の質問で判明しましたが、この2月に市長、市議の双方が改選したばかりですが、今期の任期中に分別回収、中間処理を終えるというスケジュールになっていないのんびりした行政取り組みとなっていました。あきれるばかりです。

 具体的なやり取りですが、
2019 年度の資源化率は 24.8%で、多摩地域上位 3 市と比較すると 10 ポイント以上低い状況です。また、1人1日当たりの資源ごみの量は、26 市中 21 位で、他市と比較して資源化しているごみ量が少なくなっています。
 と町田市自身が述べており、町田市は多摩26市の中で、他市に比べて資源化率が著しく低く、1人1日当たりの資源ごみの量は、26 市中 21 位となっており、資源化がとても遅れていることが明らかになりました。

 また、実施時期の再質問の詳細では、市長の市政方針(3月11日)の資源化の記述を取り上げました。

 次世代へつなぐという観点からは、町田市バイオエネルギーセンターを起点に、プラスチック、ビン、カン等の資源化施設の整備を進め、循環型社会を形成することにより、町田市を持続可能なまちとして、さらには、環境先進都市「ゼロカーボンシティまちだ」として、次の世代へ引き継いでいきたいと考えております。

 これでは、市長自身が今期の任期中に、容器包装プラスチックの分別収集、処理化を断念しているようではないかと尋ねました。さらに、重ねての再質問では、

 廃プラスチックの資源化方法で、国の新法改正を見込んで、プラ処理施設の建設を引き延ばしているのかと問いました。

 つまり、容器包装プラスチックの中間処理施設の建設を遅らせ、製品プラスチックを含めた処理施設建設に切り替えたのではないかと言う質問を加えた次第です。

 答弁では、町田市が容器包装プラスチックの資源化を先延ばししているわけではないこと、あるいは、その民間委託の見地も延べられました。

 最後の民間委託の在り方では、当初、前任の寺田市長時代に民設民営方式で運営する契約をしていたものですが、それを中止、破棄して、容器包装プラスチックの資源化を大幅に先送りした経緯があります。

 今後さらに、注視していきたいと思っています。

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