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                           町田市議会議員 吉田つとむ
2022.9.12 健康福祉常任委員会審査質疑内容
        (電話加入権、障がい者福祉事業利用者の工賃の低さ等)

 市民病院分では、令和3年度町田市病院事業貸借対称表に、(2)無形固定資産 イ電話加入権 2,894,200 無形固定資産合計 2,894,200とあり、固定資産明細書に同じ内容が記載されていました。
 現在、一般には「電話加入権」と言っても通用しないと思います。旧電電公社(NTT)の電話回線(昔は全部が固定電話)を引く際に、7万円程が必要で、その権利は質権にも適用されていました。現在では、携帯電話が一般化し、価値が無くなっているのではないかと思い、当局に質疑をしたものです。結果は「担保価値無し」と説明がありました。そこで、付帯意見として、<無形固定資産の電話加入権については、「担保価値無し」との説明であり、記載の見直しを図られたい>と提案し、可決しました。果たして、行政からはどのような対応が出てくるでしょうか。


 健康福祉常任委員会の決算認定を通じて、障がい者福祉事業の利用者の賃金の低さを指摘し、付帯意見の項目に入れ、委員会で可決事項の中に、以下の2点が入りました。(市内のB型事業所でほぼ同様と推測しています)
◎障がい者福祉費の大賀ぐうし館事業に関してして、月1万円にも満たない、利用者の工賃の引き揚げが図られるように事業の改善を図られたい。
◎授産センター事業の美術工芸館に関して、月7000円程だという利用者の工賃の引き上げが図られるように事業の改善を図られたい。

 障害者施設を訪れ、行事に参加

 驚くべきところですが、ここで「工賃」とされるものは、日額ではなく、あくまで月額です。その利用者は、送迎費用や食事代は本人負担とされており、施設に出向いて作業をすれば、実質、手出しする負担額の方が受け取る工賃よりも多くなる実態があります。利用者の人の工賃を上げるべきものですが、現状はそう簡単には行かないことは百も承知で、その改善を提起したものです。「障がい者だから、その工賃の対価は安くて良い」と言う発想自体の転換を図るよう訴えたものです。
 
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