2022.9.16  健康福祉常任委員会審査:認定第1号、第3号に関する付帯決議の意見提出の内容と結果について
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2022.9.16  健康福祉常任委員会審査:認定第1号、第3号に関する付帯決議の意見提出の内容と結果について 町田市議会議員 吉田つとむ

  本日、健康福祉常任委員会が開かれ、すでに9月12日に認定した2022年度分決算に関する、認定第1号、第3号に関する付帯決議の意見提出の内容と結果について、記載します。2022.9.16なお、この詳細内容は、整理の都合上、自分が提出したものに限ります。

 まず、今回は、意見提出の項目は委員全部が提出したものが審議され、提出者同士の文言調整などが行われ、その全部の項目を個別に賛否が取られました。見事に、その全部が可決となりました。なお、委員会(9名)の会派別構成では自民党が委員長、「選ばれる町田」が副議長であり、それぞれ提案はありませんでした。その結果、意見を出したのは、まちだ市民クラブ、日本共産党、無所属の3会派議員と、諸派(日本維新の会)の議員でした。

 健康福祉常任委員会の審査では、認定第1号は、一般会計、国民健康保険事業会計、介護保険事業会計、後期高齢者医療事業会計で構成されており、認定第3号は町田市民病院事業会計を対象にしています。意見提出総数は、認定第1号が44項目、認定第3号が8項目でした。上記のように、個別の採決では、全部が可となりましたが、その一部で、共産党委員のみが反対した項目がありました。内容的には、特定会派や委員の提出意見に反対するものではなく、歳入、歳出面で確実、堅実な徴収を求める意見に賛成を得られていませんでした。他方で、共産党委員から出されたものも含めて、審議を通じて出されたものとして、他の委員は他の提出意見に賛成しました。

 なお、歳入に関する意見は、吉田つとむが出した1件のみでした。

第3定例会中に参加したインターン生と会派室で撮影したもの

 以下、吉田つとむが提出した付帯決議の意見です。提出した意見全部が可決しています。

 町田市議会健康福祉常任委員会
付帯決議の意見提出

認定第1号歳入
決算書 62p
貸付金元利収入の生活資金貸付金元金収入に関して、生活資金貸付金の制度は、収入済額が極端に少なく、不能欠損額と収入未済額が大半になっている。貸付金の機能が発揮されておらず、抜本的な事業の見直しを図られたい。(多数可決、共産党委員のみが反対)

認定第1号 歳出

評価シート 246p
市民の健康保持に取り組む、保健所職員・役職者の勤務時間、勤務体制が過重にならないように、健康維持には特に留意されたい。(全員可決)

評価シート 250p
保健所のがん予防対策推進事業のPRに関して、デジタル広告に限定せず、看板や横断幕などのアナログ広告も重視されたい。(全員可決)

評価シート 191p
保護世帯が増加する中で、母子家庭の比率と絶対数が共に減少しており、母子家庭の自立のための支援策、就業支援策を強化し、保護世帯の減少をさらに目指されたい。(多数可決、共産党委員のみが反対)

評価シート 196p
ダリア園事業については四季彩の杜の連携を強め、入場者数の一層の増加を図られたい。(全員可決)

評価シート 198p
リス園事業については四季彩の杜の連携を強め、入場者の目標数の増加を図られたい。(全員可決)

決算書 109p
障がい者福祉費の大賀ぐうし館事業に関して、◎月1万円にも満たない、利用者の工賃の引き上げが図られるように事業の改善を図られたい。(全員可決)

評価シート 206p
 授産センター事業の美術工芸館に関して、月7000円程だという利用者の工賃の引き上げが図られるように事業の改善を図られたい。(全員可決)

評価シート 212p
介護人材バンクの事業を充実し、介護職員の離職率の一層の減少を図られたい。(全員可決)

評価シート 214p
将来の年金受給者の生活安定のため、付加年金加入の広報強化を図られたい。(全員可決)

○一般会計
評価シート 226p
旧来の対象者が一般就労者に移行する中、さらにシルバー人材事業の年齢対象者の拡大を図り、新規事業にも取り組まれたい。(全員可決)

○国民健康保険事業会計
評価シート 96p
国保税の100%収納に向けて、さらに取り組みを強化されたい。(多数可決、共産党委員のみが反対)

評価シート 216p
糖尿病とその重症化がもたらす病症の大変さをより広報し、糖尿病性腎症重症化予防事業参加者の検査数値のアップを図られたい。(多数可決、共産党委員のみが反対)

○介護保険事業会計
評価シート 240p
町トレ参加者とその団体をさらに拡大し、介護対象者の増加防止を図られたい。(全員可決)

○後期高齢者事業会計
評価シート 218p
ジェネリック医薬品の供給が減っている状況下であるが、医薬品費用の削減のため、ジェネリック医薬品の確保、利用の拡大を図られたい。(全員可決)

認定第3号に対する付帯決議の意見提出
13p 町田市病院事業貸借対称表 
無形固定資産の電話加入権については、「担保価値無し」との説明であり、記載の見直しを図られたい。
(多数可決、共産党委員のみが反対)

22p 企業債明細書
低金利の状況下、依然の高金利の政府資金の借り入れに関しては、借り換えの方法を検討されたい。
(全員可決)

 
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